伊達悠太

  • 宵闇街道 – 伊達悠太

    高嶺の花を奪(と)りに行く無理さ無理だよ 若気の至り俺の背中で笑ってる噂の花に用はない宵闇街道(よいやみかいどう) 恋一途宵闇街道 風ん中一筋に 一筋に 闇を走る俺はどうでも おまえが欲しい俺はどうでも おまえが欲しい 夜空に架かる七色の虹が壊れてこぼれて落ちて俺の背中に突き刺さる夢という名の業と欲宵闇街道(よいやみかいどう) 七曲り宵闇街道 崖っぷち乱れ節 乱れ節 振り向くなよ俺はどうでも おま…

  • 逢えなくていいから – 伊達悠太

    あなたにもらった手袋で花壇の雪を払います寄り添うだけで それだけで小春日和の 冬の庭何年たっても淋しさは私の肩に積もりますあゝ聴こえなくていいから 歌って視えなくていいから 微笑(わら)って触れなくていいから 抱きしめて逢えなくていいから ここにいて 苦労をしたってそばにいてけんかしながら暮らせたら人の世界の 幸せだってため息ついてた 冬の午後溶けてゆくけど思い出はけして枯れない雪の華あゝ聴こえな…

  • 愛の歌をバラードと呼ぶなら – 伊達悠太

    バラードは思い出を呼び覚ますうただよ忘られぬ人が誰にもあるのだろう男はなぜ なぜ愛する人だけ泣かせてしまうガキの頃のままにあゝ愛の歌をバラードと呼ぶなら聴かせたい おまえに隣にいて欲しい それだけをLove again つたえて… バラードは傷ついた魂の身代わり忘られぬ涙誰にもあるのだろう男はなぜ なぜやさしい言葉をのみ込むようにひとり酔うのだろうあゝ愛の歌をバラードと呼ぶなら聴かせたい あいつに…

  • サバイバル・レイディー – 伊達悠太

    ここで降りれやしないでしょ勝つまでやるの 負けないわカモナレイディー レイディーカモンカモナレイディー ヘィ カモン恋に一途な曼殊沙華(まんじゅしゃか)女のたたかい 止められないよひきわけ無しの 決勝戦(ファイナル)だから男は黙って みててよね手に汗握って みててよねアーアーアー みててよね 馬鹿はわかっちゃいるけれどひくにひけない 戻れないカモナレイディー レイディーカモンカモナレイディー ヘィ…

  • 純愛 – 伊達悠太

    純愛(じゅんな) おまえにあげた一つ目の指輪同棲(くら)しはじめたあの夜(よる)のカーテンリング純愛(じゅんな) もらって欲しい二つ目の指輪イニシャル入れたよ つめたい指に捧げるJの文字あゝなんとか言えよ 微笑(わら)ってくれよ小さいけれどダイヤなんだぜ…涙のように光らせて返事もくれずに 純愛(じゅんな) 一生分の幸せは二人同棲(くら)しはじめて今日までの三年ぽっち純愛(じゅんな) もらって欲しい…

  • 土砂降りの雨だから – 伊達悠太

    土砂降りの雨だから もういいよこの傘をあげるから ふりむかないで昔の人だと知ってたよ揺れてたこともね愛してる だからこそさよなら…あげるよ不思議だね 明日から他人になるなんて心まで ずぶ濡れて 夜空を見上げてる 土砂降りの雨だけど まにあうさこの腕をほどくから ふりむかないであんたの髪の毛その服も濡れないようにねくずれそう それでもねすがりはしないよ…大丈夫 あたしなど忘れていいんだよ夜の街 ずぶ…

  • 一目惚れのブルース – 伊達悠太

    これがそう きっとあれ一目惚れっていうやつさジンの効いたカクテルで出逢いに乾杯あゝ神様にあやつられ一目惚れのブルースよ夜明けに別れる約束なのにひかれっぱなしの うしろ髪 運命さ 本命さ一目惚れっていうやつさ軽いのね!って言わないで出逢いに乾杯あゝ神様のいたずらさ一目惚れのブルースよふしぎな磁石にひきよせられてどうにもならない おれだから あゝ神様の言うとおり一目惚れのブルースよ夜明けに別れる約束な…

  • 冬のいたずら – 伊達悠太

    久しぶりね 語り合う顔ぶれに あなたがいても笑いかけて 話すなんてできそうにもなくて小雪が舞いだしたテラスの席に出たの青春と呼べるならあなたを愛したことでしょう曇りなき輝きを 今も覚えてる二次会を断って歩き出すみゆき通りあなたの着信嬉しくて ふるえてる… 友達には 逢わぬよう路地裏の深夜喫茶どうしても あなたとはもう一度話したくて小雪が降りかかる窓辺の席で待つの青春と呼べるならあなたと暮らしたこと…

  • 涙のララバイ – 伊達悠太

    夜通し飲んで 酔いどれてあんたの名前を呼んでいる恋しいよ 目の前にいなきゃあ 素直に言えるのにバイバイバイバイ ララバイ淋しさまぎれのいたずらでバイバイバイバイ ララバイあんたを傷つけたあたし女の屑だね…冷たい涙に 濡れてる ヒールを脱いで 朝の街失くした踵(かかと)を探してるボロボロの あたしにははぐれたカラスがお似合いさバイバイバイバイ ララバイあんたの隣で眠る人バイバイバイバイ ララバイ今さ…

  • さすらい港 – 伊達悠太

    やさぐれ鴎にゃ ねぐらはいらぬ波に揺られりゃヨー親父がうなる ソーラン節が今も聞こえるよやすらぎ求めて さすらい港流れ流れて 行き着く先はヤレンソーラン 子守唄さすらう俺を エンヤラヤー呼んでいる ふるさと失くして はぐれたままのこんな俺でもヨー親父の背なの ぬくもりだけは今も覚えてる噂を尋ねて さすらい港せめても一度 生きてるうちにヤレンソーラン 会いてえなさすらう俺に エンヤラヤー風が吹く 灯…

Back to top button