伊達孝時

どうにかなるさ – 伊達孝時

南向きの家の小窓に 小鳥が訪ねて来た
頭を撫でて微笑めば 触るなカスと空へ翔んで行った

吹き抜ける街の中 乾いた足音響かせる
鏡に映ってる青白い顔に なんだか笑えてきた
能書きのうるさいラーメン屋で 割と普通なラーメンを食う
煙草はあるのにライターが無い 夢はあるのに根拠がない

どうにかなるさ どうにかなるさ

つまづいた事も無い 順風満帆な人生よ
お前等にはわかるまい きどったアイツにはわかるまい
昨日には恥があり 明日には夢がある
今ここにあるものは 今ここには何もない
よかれと思い差し出した手が いつしか見返りを求めている
こんははずじゃなかった
焼き鳥屋に響く 割れたグラスにおっさんの涙

どうにかなるさ どうにかなるさ

叶った夢は虚しさがある 叶わん夢は儚さがある
夢追い人の何が悪い 現実主義者の何が偉い
自分の事など信じられるものか 明日は昨日の風が吹く
自分を責めて責め続け 見える空は何色か

どうにかなるさ どうにかなるさ

馬鹿に怒るのはもっと馬鹿だ だけど度アホが多すぎる
あいつは見事に腐っている カスのカスにもなれやしない
ゴミを捨てる人がいる ゴミを片付ける人がいる
捨てて非常識を開き直ればいい 拾って常識を掲げればいい
彼らはいつしか分かり合うだろう この争いは永遠に続くのだろうと

どうにかなるさ どうにかなるさ

北風は悲しみを連れ 部屋のドアを叩くだろう
悲しみで人が死ねるのならば あいつは自ら死なずに済んだ
最後に全てわかるはずだ 命が止まるその時に
何で苦しみがあったのか 何故僕らが生きていたのか

どうにかなるさ どうにかなるさ どうにかなるさ どうにかなるさ
どうにかなるさ どうにかなるさ どうにかなるさ どうにかなるさ

南向きの家の小窓に 小鳥が訪ねてきた
頭を撫でて微笑めば 触るなカスと空へ翔んで行った

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