伊藤つかさ
さよなら こんにちは – 伊藤つかさ
手をふる 指の先には
あなたが 結んでくれた
毛糸の指輪が
風にふわりとそよいで
卒業式 みんなに
お別れを言えば
あなたは 離れて 石を蹴ってた
夕暮 道草をして
もう一度会いたかったの
好きよと 言えずに
うつむいたまま さよなら
忘れないでいようね
友達でいたこと
私がおとなになる日がきても
渡したサインブックに
ハートを半分書いた
私の初恋
そっとしまっておきたい
いつか 思い出こんにちは
手をふる 指の先には
あなたが 結んでくれた
毛糸の指輪が
風にふわりとそよいで
卒業式 みんなに
お別れを言えば
あなたは 離れて 石を蹴ってた
夕暮 道草をして
もう一度会いたかったの
好きよと 言えずに
うつむいたまま さよなら
忘れないでいようね
友達でいたこと
私がおとなになる日がきても
渡したサインブックに
ハートを半分書いた
私の初恋
そっとしまっておきたい
いつか 思い出こんにちは
ひとりぼっち 楽しむ子ふたりぼっち なりたい子強がっても 淋しい子片思い なみだっ子きょうも見る テレビっ子みんな 元気でかなしみも うれしさも明日の先にあるい
きみはチビだね そういうの あなたはしっかりとあとをついてなくちゃ いけないとニガ笑いしながら走る うしろすがたに今日も わたし I Love Youすれちがう
ひとりで行けばよかったはずなのせっかく 誘われたのに野外のコンサート好きな人から誘われたのに友だち連れていったのあのコンサート二人っきりに なれなくて時間ばかり
春がくればきっとめぐりあえるはずよ髪をなびかせて 笑いかける目と目が合ったならすぐ気づくはずよそんな予感がするこの頃一人の日曜日はつまらないけどたとえば好きな人
ひとつふたつ 雨のしずくあなたを ぬらしてたガラス越しに 重ねあった手のひら 忘れない優しさが こわくって思わず瞳をそらしてごめんねもう一度 逢えますかああ 1
夢を見る人形とみんな私を呼ぶの風に揺られ 白い風船飛んでるみたいと…しっかりと握ってね時々恐くなるのとても高い空を抜けて 消えてしまいそうそうよ あの人がいれば
夕暮れ 小道 坂道 帰りましょうどこからか わたしのあとをついて来た子犬 しっぽを振ってお前の家はどこかしら…一緒に一緒にいてあげたいけどあの角の 交叉点まで会
Boy あなたの瞳が好きよはじめて出逢った日からBoy 空の色がにじんでく綺麗な 涙をひとつ風のリボンでむすぶ髪をほどくとき誰にもみせない私をみつけてねLove
雨が降ってる 夜のステーション階段に凭(もた)れた初めて愛した あなたの背中が SAYONARAつぶやいた恋人のつもりが 友達だったのね心の季節も 変ってしまっ