なつかしさに ぼんやりバスを降りた
橋の上 霧雨の水銀燈
探しはしないと誓った
忘れた日はなかった
まつげに停まった光が
ふるえて 見えない
歩き出せば 追い越すヘッドライト
長い影 生まれては消えてゆく
きらったのじゃないと云った
すぐ戻ると信じた
胸に降り続く光が
あふれて 見えない
時よ速く流れて 雨よひくく流れて
淋しさを呼びさますこの世界を
どこかへ消して
探しはしないと誓った
忘れた日はなかった
まつげに停まった光が
ふるえて 見えない
きらったのじゃないと云った
すぐ戻ると信じた
胸に降り続く光が
あふれて 見えない
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痛みに包まれた季節 遠去かってゆく素足を抜ける波のように静かで細い三日月が果てない青空にそっと浮かんでる無邪気に笑いあっていた帰らないあの頃風にまぎれてゆく愛し
微笑みは向日葵 胸の奥の薔薇貴方が咲かせてくれた愛の花は今も貴方だけを 想い揺れている信じているけどいつも不安になる恋はどこまでもきっと 甘く切ないものだからう
最後のキスかしらいつもよぎる哀しい予感せつなくて無口になるあなたを愛してる女性(ひと)がいると知っていたのにいつしか恋に落ちてたいつもそばにいたいの鼓動を秘めて
あなたの好きな人と 踊ってらしていいわやさしいほほえみも その方におあげなさいけれども私が ここにいることだけどうぞ忘れないでダンスはお酒みたい 心を酔わせるわ
夢咲き風舞う春の空 太陽が微笑んでいるあなたは覚えているかしら ほら あの日のこと誰もいない海辺でふたり 光る波見つめながら静かに語り合った夢は ただ ひとつだ
真夜中のシンパシー 二人のプライバシー雨の中のボヘミアン ジャンヌ・ダルクさえ 恋に墜ちたでしょう貴方の微笑みにstay with me いつまでも二人だけでい
果てしない青さを海まで追いかけたくて砂の残る素足で 錆びたペダル漕いでゆく光のモスリンが 柔らかな風を編んで流れだす黒髪もほら 息を切らし走る 輝いた翼になる波
あなた以外に行く場所はない涙が頬を伝って落ちる焦がした胸を抱えきれずに何度も夢を捨てかけたわ咲く花は皆いつの日か散り太陽さえも夜に飲まれるそして私はあなたを愛し
ねェ 耳を澄ませて聞いて羽ばたく天使の囁きを風に乗りあなたの胸に深い吐息を運ぶ蒼い夜 月の下微かにすり抜ける風はsmells like you絡みつく 指先のよ
もう3日 電話が通じないきっと忙しいのね逢ってないと 不安なのは自信がないせいかしら愛してる気持ちの その次に何が来るのでしょうか一人きり 過ごす夜は淋しさ 玩
今夜はフルムーン シャ・ラ・ラ・ラ BOYS AND GIRLSキスを交わして世界で一番 素敵なふたり輝いているよ…コーヒーショップが立ち並ぶ 街角ふたりは行き
Goodbye Yesterday生まれ変わった私が現在ここにいるほらね 今までより笑顔が似合うでしょ?思いきり笑って泣いて自分らしさに出逢えたやっと 辿りつい
さよならだけが二人の答えとあなたがこの愛に終わり告げたあの夜悲しみを歌うように雨が降ってた世界は動き 時は流れてゆく私はひとりきり 壁をただ見つめてる苦しみを癒
宵の明星 ふう手が届きそうふりむけば すっかり青い夜コンビナートが ああ煌いていた遥かなふもとに別れの言葉 ふう投げかけたときまわりじゅう ぼやけて海の中耳を切
青いエアメイルがポストに落ちたわ雨がしみぬうちに急いでとりに行くわ傘をほほでおさえ待ちきれずひらくとくせのある文字がせつなすぎて歩けないときおり届いたこんなしら
私のプレゼントうけとってほしいのそっと目をつむってつれていってあげるガラスのエレベーター二人を乗せてゆくドアが開くとそこは忘れてたパラダイステレスコープの底の夕
笑って話せるねそのうちにって握手した彼のシャツの色がまぎれた人混みバスは煙り残し小さく咳こんだら目の前が滲んだ黄昏あなたが本気で見た夢をはぐらかしたのが苦しいの
夜風が涼しくなる頃はかなしい子供に戻るからつれて行って 遊園地ネオンも星座も色褪せてバターの香りが流れ来るたそがれの遊園地ああこのまま時間を忘れて世界を舞い跳ぶ
ガラスに浮かんだ街の灯に溶けてついてゆきたいため息ついてドアが閉まる何も云わなくていい 力をください距離に負けぬようシンデレラ 今 魔法が消えるように列車出てく
泣きながら ちぎった写真を手のひらに つなげてみるの悩みなき きのうのほほえみわけもなく にくらしいのよ青春の後ろ姿を人はみな忘れてしまうあの頃のわたしに戻って