五木ひろし

  • 母の顔 – 五木ひろし

    目を閉じれば思い出す あの頃の苦労を重ねた 母の顔ふるさとの山や川 日本海元気でいるだけで 倖せだった夜明け前から 日暮れまで家族の為に 働いた苦しい時を 乗り越えてそんな時代が なつかしい 母の顔 歌が流れてくるよ ラジオから父が好きだった 流行歌(はやりうた)家族が寄り添った 冬の夜全てが手作りの 母の味小さな身体で ひたすらに子供の為に 汗をかき季節はめぐり 春がくる母のあの姿 忘れない 昭…

  • 居酒屋「昭和」 – 五木ひろし

    ひと筋入った 横丁で昭和を覗いて みませんか男の背中にゃ 色気(いろ)があり女の背中にゃ 艶があるそんな時代が ここにある居酒屋「昭和」の居酒屋「昭和」の 出会い酒 お洒落な肴は ないけれど昭和の味なら 揃います幸い今夜は 雨模様飲んで行ってよ もう少ししぶい演歌(うた)など 唄いましょう居酒屋「昭和」の居酒屋「昭和」の ほろり酒 令和にはぐれた 路地裏に昭和の心が 灯ります涙も嘆きも ため息も恋…

  • こしの都 – 五木ひろし

    遥か昔に日本海荒波越えた技(わざ)がある人から人に受け継がれ今も匠(たくみ)が生きているこしの都 こしの都越前福井は歴史が香るいにしえに会いにゆく路がひとつになりました 負けず嫌いが宝もの雪の寒さに耐えて咲く水仙みたいな人になれ大古を偲ぶ花筐(はながたみ)こしの都 こしの都越前福井は情けがあついいにしえに会いにゆく路がひとつになりました こしの都 こしの都紫式部もいたといういにしえに会いにゆく路が…

  • ひろしま雨情 – 五木ひろし

    雨のドームに背を向けて川の流れを見つめていた市電の硝子(ガラス)におまえが映る濡れた黒髪いとおしいあゝすぐにもおまえを外套(フード)でかばってやりたいひろしま 女のなみだ街 「うちに明日はいらんよ」と無理に笑った泣きぼくろうるんだ瞳を避け切れず運命(さだめ)を恨んだ宇品港(うじなこう)あゝ今でもおまえ一人を心にとめてひろしま 男のみれん街 一人デッキにたたずめば街の灯りが遠くなるこれから二人は一人…

  • 愛しき娘よ – 五木ひろし

    今日の日が こんなに早く嫁ぐ日が 来ようとは母の手に抱かれた 小さな女の子一年 二年 五年 十年 月日は流れて明るく元気な娘(こ)に 育ってくれた思い出をありがとう 愛しき娘よ幼なきあの頃が 今なつかしい いつの間にか 大人になり母さんに そっくりにきれいだよ 花嫁姿 にあいの二人優しい人と出会って 結ばれたこの日新しい家族の中で 愛を分かち合い思い出をありがとう 互いに手を取り永遠の倖せを 祈っ…

  • 時は流れて… – 五木ひろし

    ふり返ればなつかしいあの頃あの時抱いてた夢と希望に燃えながら 悔しい事や辛い事いろいろあったけどひたすらに歩いてきたんだ この道を 時は流れて過ぎて行く家族の愛に励まされ戦い続けた人生を 新しい時代が始まり全ては変わっていくけれど人生百年 長い道 時には失敗もあるけれど志たてたら迷わずに信じた道をまっすぐに 時は流れて過ぎてゆく愛と出会いがある限り努力を惜しまずひたすらに 時は流れて過ぎてゆく新し…

  • 花ざくろ – 五木ひろし

    赤い実のなる 秋の日を知らずに白い 花びら散らす花ざくろ… 花ざくろ…別れたおまえに 似てる花…抱けば折れそな 細い肩想い出させる 夕空(そら)のあかね雲 何も言わずに 微笑(ほほえ)んでつめたい夜風(かぜ)に 黙って耐えた花ざくろ… 花ざくろ…あの日のおまえの ぬくもりを…遠くはなれて 今わかる男ごころを 独(ひと)り詫(わ)びる酒 今度逢えたら 愛せたら二度とは その手 離しはしない花ざくろ……

  • 港町恋唄B – 五木ひろし

    港わたりの 船乗りは潮の香りの いい男酒は強いが 情けに弱い石狩 函館 野辺地(のへじ)町 俺に本気で 惚れるなと一夜泊りで 背を向けるついていきたい かもめになって男鹿(おが)に にかほに 鶴岡に きっと来るよの 約束は海が時化(しけ)れば かなわないどうかご無事で また逢う日まで佐渡か 伏木(ふしき)か 寺泊(てらどまり) 未練心の 船乗りは涙しぶきに 隠すだけ陸(おか)に手を振り 笑顔を見せ…

  • 雪の華 – 五木ひろし

    のびた人陰(かげ)を 舗道に並べ夕闇のなかをキミと歩いてる手を繋いでいつまでもずっとそばにいれたなら泣けちゃうくらい 風が冷たくなって冬の匂いがしたそろそろこの街にキミと近付ける季節がくる 今年、最初の雪の華を2人寄り添って眺めているこの瞬間(とき)にシアワセがあふれだす甘えとか弱さじゃないただ、キミを愛してる心からそう思った キミがいると どんなことでも乗りきれるような気持ちになってるこんな日々…

  • 最後の雨 – 五木ひろし

    さよなら呟く君が僕の傘 残して 駆けだしてゆく哀しみ降り出す街中が 銀色に煙って君だけ 消せない最後の雨に 濡れないように追い掛けて ただ 抱き寄せ瞳 閉じた本気で忘れるくらいなら泣けるほど愛したりしない誰かに 盗られるくらいなら強く抱いて 君を壊したい ほどいた髪を広げて僕の夜 包んだ優しい人さ…不安な波にさらわれる 砂の城 怖くて誰かを求めたの?強がりだけを 覚えさせたね微笑みは もう 二人の…

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