いつも通りの夜を迎えて
ただ立ち止まったまま考えた
君が悲しみの色に染まってしまう前に連れ出して
言葉は遠く深い場所
君を守るためのお守りで
どうか悲しいことがすこしでも
増えたなら逃げ出して
寂しい時、不安になる時
居場所を探してる時、二人になろう
君の祈りを君の幸せをいつも願う、側で願う、それを歌う ただ
いつも通りの朝を迎えて
ただ座り込んだまま考えた
君を悲しみから守れるような
人になろう、日々を見よう、風を待とう ただ
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ねえ悲しい時に笑わないで思い通りに進むことなんてないけどその誰にも見せない孤独な瞬間君が君でいられる場所に行こうほら優しい君が笑うから君につられて笑う君の大事な
橋を渡る電車いつもの音いつもの時間憂鬱を乗せて今日もどこまでも街を跨いで生活を運んでいる相槌もいつの日か心ここに在らずになっている明日の天気は雨、予報は変わるか
例えば明日のニュースが悲しいことで溢れていても君が笑顔でいてくれていたらそれで構わない秋風 頬を掠めてほんの少しだけ冷たいからいつものこの道寂しくなってしまった
道なりに行く電車の窓から見えるあの街の名前未だに全然わからないな会いすぎな恋人、変わらない毎日に少しずつバランスが崩れていく君と出会う前は君じゃない人と恋をして
あの子は電車に飛び込んでこの世をそっと去ってしまったひとりきりがきっと寂しくて無数の星の中に飛び込んだあの子はいつも夢の中で僕の前を横切る楽しそうに歌っているあ
柔らかい夜風が髪を撫でる乾いた言葉で優しく言われた本音がもう誰にもバレないよう隠してる半分はいつも私の方から謝っていたのにすこし冷たい君も最後は優しかったの君に
忘れられたら 忘れられたらどれほど楽だろう雨のようにスッと傘も差さずに君と歩いた長い時間が終わらないままで雨が降って動かない君は窓のそば、遠くをみている退屈な時
夕暮れが迫ってる追い越されてしまったな明日になったら何も言えないどれくらい経ったろう走ったら追いつけるかななんて言えばいいだろう何も言えない知りすぎた君のこと今
寂しくて俯いたら何も見えなくなって気づいたんだ会いたい、ただそれだけで寂しさはやがて馴染んで心地良くなるように居座った会いたい、ただそれだけでどうしてこんな気持
君が笑った 誰にも染まってない君が笑った 優しい嘘をつく飾ったままの花は枯れてしまったけど飾らぬままの君はずっと綺麗なまま東京のビルの影 君の影 僕の影重なって
予感が走り出してる見覚えのある毎日違いを見つけ出してあの頃と違うんだと手放しに受け取るだけすれ違うどう足掻けどこめかみに突きつける誰も見えないピストル渇く、喉の
ひとりの街ひとりの部屋ひとりだけの世界で生きてる囚われの君だけど嬉しいこと悲しいこと優しさ醜さも全て見せ合って生きている君の心が軽くなるまでいるよだから大丈夫、
どんなに君を毎日君を見ていたってわからないことがあるんだ間違えただけ正しくなれるならどうしたってもっといい日常があるのに朝の目覚めがいつもより悪くてなんだか今日
激しい風は呼ぶ声に誘われ今日も誰かを押してる知らない君のこともきっと一度は触れてる悲しい背中めがけて飛び込む鮮やかな願いはいつもいつも遠回りで僕らを迎えるすぐに
声だけ聞けばわかるような君の機嫌が伝わる距離明日になれば忘れるくらいの話をしよう今夜はここでおんなじ悩みで夜が深けるコの字に広がるあの席に着けば心も身体も解けて
喜びの春が今年もやってくる不安や期待が詰まった芽吹き枯れる春が何度も振り出し戻るみたいな心が苦しくなる見覚えの春会いに行こう君のこと僕のことどれくらい時間がかか
声だけ聞けばわかるような君の機嫌が伝わる距離明日になれば忘れるくらいの話をしよう今夜はここでおんなじ悩みで夜が深けるコの字に広がるあの席に着けば心も身体も解けて
夢が覚めて春が過ぎて嘘みたいに静かになるベランダから覗いている今を泳ぐ何も考えずに水を跳ねて波を避けて光の中、息を止めた止まったまま、動けないや忘れたくないよう
君が知っての通りさ頑固な僕だから変われない優しさは不器用で誰かに気付かれることもない朝日は陰る、いつの間にか演じるどちらの自分悩んでるところも見せたくはない時代
きっと選ばれたのは君と僕だったんだ忘れ物を取りに帰る時間がないから悲しい夜風を浴びたら知らない歌が浮かんできた君に歌う歌があるならそれが全てなんだ些細な変化にも