三木聖子
さよならのマリーナ – 三木聖子
あの人のヨットまで
これが最後の道
白い帆を風に張り
夢をのせて船出したのが
まるで昨日のようです
さよならのマリーナ
さよならのマリーナ
ああ 二人だけの黄昏に
似合う口笛は
もう聞こえないのですね
あの人のヨットには
誰が乗るのでしょう
光る波切り進み
肩を抱かれ夕陽見たのが
まるで幻のようです
さよならのマリーナ
さよならのマリーナ
ああ 二人だけの黄昏に
似合う口笛は
もう聞こえないのですね
さよならのマリーナ
さよならのマリーナ
あの人のヨットまで
これが最後の道
白い帆を風に張り
夢をのせて船出したのが
まるで昨日のようです
さよならのマリーナ
さよならのマリーナ
ああ 二人だけの黄昏に
似合う口笛は
もう聞こえないのですね
あの人のヨットには
誰が乗るのでしょう
光る波切り進み
肩を抱かれ夕陽見たのが
まるで幻のようです
さよならのマリーナ
さよならのマリーナ
ああ 二人だけの黄昏に
似合う口笛は
もう聞こえないのですね
さよならのマリーナ
さよならのマリーナ
走り去る車に 小さく投げキッス家まで送ったら それでサヨナラこんなこといつまで くり返すのかしらわたしは待ってるの やさしいプロポーズいつだって I Love
夕暮れの街角 のぞいた喫茶店微笑み見つめ合う 見覚えある二人あのこが急になぜか きれいになったのはあなたとこんなふうに 会ってるからなのね好きだったのよ あなた
16の頃 あなたは18夏のまぶしさ 覚えてますかはしゃいだ砂に ふれ合う背中ゆれる笑顔に ぽつりと聞いたねえ 目をそらさずに目をそらさずに 好きって言えるねえ
私は今日も星占いのページあなたに読んで聴かせるの私は射手座そしてあなたは獅子座恋愛運はどうかしらうまくゆくよと言われたい本当はあなたに星占いより確かなひとことが
窓ぎわの席に 私を待つあなたがいるガラス越しに見つめながら 立ち去るの二人の想い出刻んだ あの喫茶店でさよならする場面なんか 見たくないさりげなく ふられるわわ
だから予感がしていたのですあの人の電話何故か早く切りたそうでした春なのにまるで枯葉に出逢ったような淋しい気持でいるのですもう約束の時間も過ぎてあなたを待つ花時計
あなたは夜明けを 手に抱いてきて朝日のまぶしさ 教えてくれたあなたのマフラー 編むまで私希望も編めない 不器用だったあなたとくちづけ してから私くちべに買うのが
あなた まっ白なスニーカーで心に忍び込み恋をシュートした 時間切れのゲームみたく すばやく金網にもたれ 見つめる私ただこっちむいて 微笑むあなた最初の頃はもっと
ぼんやり煙草ふかしあてもなく窓の外ばかり見つめるなんてあなた変ったわ今頃きっとどこかでショートカットの似合う人があなたのことを待っているせいね帰してあげたくない
妹みたいと言ってたくせに激しく熱いくちづけでした誰も来ないと言ってた部屋に口紅ついてたコーヒーカップ大人になるということはもうひとつの愛知ることですねでもでもそ
夕暮れの中を 今 走りぬけてくそうDreamy Skyline いつも通りのコースあなたがいるから 見慣れた景色でもあざやかによみがえる まるで魔法使いね少しだ
あなたの言葉の やさしいひびきが私の心に 陽射しを投げて二度とない出逢いに 気づいた朝は瞳ふるわせ あなたに言いました私のカバンを 持って下さいあなたと 旅がし