くたばった豪奢な感情なんて
まとめて有り体にお安い値で精々粗製濫造
気付けば脳を巡る愛憎さえ失くして
まるでわたしは糸繰りの人形
夢から覚めた
いや逃げたルーザーの憐憫
歯に衣着せない情操混在迷宮
眩んだペーソス
泥水を啜る日々
アブストラクトな絵空事
どうやらこのままそうして意のままに
狂わせられるだけで終わるみたい
根切り葉切り嘘を呑み込んで
ほら息もできなくなるの
舞い踊る 傀儡ショウの檻で
狂想に溺れる人生だった
嗤えるわ
「もう、これでいいの」なんて吐いた
愚かなわたしの姿が映る
廻れるらりらら
テグスに操られ
独りるらりらら
絡まり雁字搦めになるの
ああ、壊れた命で瓦礫の街を歩く
るらりらら
味気のない声で
揺られるらりらら
吐き出した嘘を暴いてよ
ああ、地獄へと垂れたその糸は救いの手なのか
この目に映るものどれもが偽物
捻くれた嘘に塗れた心情
次第に心は痛みさえ感じず
まるでわたしは糸繰りの人形
ああだのこうだの思考したってなんにも答えは出ないって
今日も昨日も狼狽えていた 明日もどうせ変わらないね
来世があるなら今よりちょっと 良い思いをさせて頂戴
本当は知ってる そんな希望は迷妄だ
わたしの心の裏側にある
わたしも知り得ぬそれが視たいの
意図を手繰り寄せて
舞い踊る 傀儡ショウの檻で
虚構に招かれ喰らいあって落ちてゆく
そう、これが運命だってことだ
吝嗇な神様を呪いながら
廻れるらりらら
テグスに操られ
独りるらりらら
絡まり雁字搦めになるの
ああ、壊れた命で瓦礫の街を歩く
るらりらら
この身が散るまでは
だからるらりらら
わたしはわたしを生きていこう
ああ、這い上がるほどに落ちれば痛みは増す
されど 底でくたばるよりはマシだ
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