ブルーベリーソーダ
-
天使が通る – ブルーベリーソーダ
空はいつの間に色を変えていたのだろう 放課後のチャイムハッと 現実に戻される 友達のまま 笑っていられたら言葉を失うこともないのに… 天使が今 ふいに通り過ぎて行く二人はただ 黙ってしまう恋とは そう ぎこちなくなる瞬間気がついたら好きになってた 気持ちの境目意識できないものね 自分じゃ 昇降口に人影もなくなってみんなに秘密ができたみたい 天使はなぜ そこで立ち止まってたの?もっと早く 来て欲しか…
-
そよ風になれるなら – ブルーベリーソーダ
黄昏の少し前 放課後のグラウンドであの人の影だけが伸びて行(ゆ)く まるで何回も眺めている 時計の針みたいにずっと待ち侘びたままのその背中 野球部の(シートノック)終わらない(金属音)教室の窓辺から カーテンめくりじっと 声に出さない恋をしていました そよ風になれるならなって校庭を駆け抜けて そっとその頬に触れたのに気づかぬくらい一目散に…どこかで 懐かしいその花の香り思い出す それだけでいいの好…
-
ブルーベリーフレーバー – ブルーベリーソーダ
ファーストキスは ブルーベリーフレーバー瞼閉じて 一瞬(唇に)甘くて ちょっと酸っぱい ブルーベリーフレーバー 本当は知らないのに知らないって言えなくて意地を張って 見栄張って話を合わせた 何となく 想像じゃフルーツっぽい 感じでしょ?胸の奥の呟(つぶや)きを聞かないで 友達の中で一人微笑み 頷いてる私は未熟ね ファーストキスは ブルーベリーフレーバーいつの日かきっと 確かめてみたい好きだって(好…