何を見ても何をしても
僕の心凍えたまま
外は花が咲いていても
僕の庭は冬枯れたまま
どこにいても誰といても
僕の時計止まったまま
深い深い穴の底で
一人惨めにいじけている
人の胸に届くような
そんな歌がつくれたら
だめだ、だめだ、今日はやめだ
メロディひとつできやしない
酒だ、酒だ、同じことさ
昼間からつぶれて眠る
何を見ても何をしても
虚ろな目は死んだ魚
吐き出されたコトバたちが
部屋中溢れて腐っている
人の胸に残るような
そんな歌がつくれたら
負けた、負けた、今日も負けだ
光るコトバ見つからない
酒だ、酒だ、飲んでしまえ
虎にもなれずに溺れる
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たいくつな景色が いつまでもつづいてそれでついうとうと してしまったのですきみへのこのおもい ことばにはできないましてやうたなどで つたわるものじゃないしこれか
CD屋さんにならんだ知らない音楽たくさん見くらべて選んだもじゃもじゃ頭にバイクのTシャツ帰ってラジカセに入れた何の音かわからないし、どんな歌かもわからないだけど
お金がなくなると つまらぬことでいらだちけんかが多くなる 別れの原因となる不景気が続くと そのしわ寄せがいくのは社会的弱者と 昔から決まっている元禄の時代から
頭の中では 君はいないとわかってても今までどおりに 僕は君と話をする足だって二本ある この手を伸ばせば触れられて今までどおりに 僕らは毎朝キスをする僕にははっき
けんかはいやだ見るのもいやだいいもわるいもあるもんじゃないおまえのせいで靴はずぶ濡れズボンの裾には泥がはねておまけに俺のお気に入りの櫛忘れてきたが、愛しているぜ
空はたそがれ 遠く人影、かれは誰?風にちぎれて 小さくばらばらになる僕の胸のやぶれた穴を朝と夜とが来ては過ぎ去る果てしなくて逃げ出してから今日までずっとさまよっ
とうとうおいらやってしまった越えてはならぬ線をまたいだ死んだらきっと地獄行きだなお前とももう離ればなれかヘイヘイヘイ、俺バカなことしちまったそしらぬ顔でごまかし
水溜まりの中に五十円玉が落ちていた僕はそれを拾ってポケットにしまった僕の蝙蝠傘には所々穴が空いていてそのすき間から時に見たくないものが見えるポロロン、ポロロン、
夜空に双んだあの星のようにあなたと二人で歩いてゆこう、同じ道をおぼえているかしら、あの約束あの日あのときに誓った言葉は何だったの今独りぼっちで凍えている父も母も
おれのあん娘は タバコが好きでいつもプカ プカ プカ体に悪いからやめなって言ってもいつもプカ プカ プカ遠い空から 降ってくるって言う「幸せ」ってやつがあたいに
そのむかし恋人は一粒の種をまき僕にこういいました木がそだち、その枝に花が咲いたら、そのそばに家を建てて暮らそうとそのむかし恋人は一粒の種をまき僕にこういいました
もしもなんの前触れなく明日死んでしまうとしても悲しむことはないよ最後に言い残す言葉は「しあわせ」ヒマな時はダラダラと忙しい時アクセクしてただの日は適当に毎日なん
Hey, 前にならい歩きなさい余所見しないHey, 髪が長い服がださい顔が暗いこんな家 出ていくよこんな家 二度と戻らないFar away ずっと遠くまで僕を連
せっかく好きになったのに今日でもうさようなら君のこと少しずつかわってきたばかりなのにとっても楽しかったのに今日でもうさようなら明日からは僕たち別々に生きていくん
あごひげをおへそまで編み上げた大男たち素っ裸に褌で列になって歩いてるよどうしよう、警察に言おうかどうか迷うな横断歩道渡るとき最後尾がゲロを吐いたなんだかかっこい
ずっと前からさがしているんだずっと本気で求めているんだ宝石のように輝いているのかはたまた闇に紛れているのか昨日は西に、今日は東にあてもないままさがしているんだ箪
東一番丁、ブラザー軒。硝子簾がキラキラ波うち、あたりいちめん氷を噛む音。死んだおやじが入って来る。死んだ妹をつれて氷水喰べに、ぼくのわきへ。色あせたメリンスの着
昨日の晩から高い熱が出たそれは僕がゆうべ濡れて帰ったせい今日も窓の外は白く色褪せてるテレビのニュースが君のこと言ってる蝉の 声が とけて いくよ夏の昼下がり悪い
誰もいないよ、きっといないよ僕のうたを聴きたいなんて誰も来ないよ、きっと来ないよ期待したって落ち込むだけさゆうべ見た夢の中、舞台の上次の言葉が出てこないそこで目
夜明けまであと1時間もうそろそろ行こう聞こえるのは眠る君のかすかな寝息だけ目を閉じた君の横顔とてもきれいだよさよなら君の耳元にそっとささやいたああ、僕は君を置い