昨日まで家だったもんが
瓦礫の山になった
空は冷たく澄んで
ほどけた糸になった
大切なことも
つまらぬ正解も
昨日まで聴こえた声が
カラカラ 消えていった
外は息を潜めて
ひとりも居なくなった
大切なことも
くだらぬ夜咄も
誰も知らないまま
黒猫が見て笑う
だから、別にもうどうでもいい
優しくもなんともない
大切なもんが汚く汚れてく
最初からここには
何もなかったよって
バラバラに砕いて
泣きながら笑っている
優しくもなんともない
大切なことも
くだらぬ夜咄も
昨日まで夢だったもんが
砕けた泡になった
大切なことも
騒がしい朝も
当たり前だって消えてく
その時間がただ
だから、別にもうどうでもいい
優しくもなんともない
大切なもんが自分だとわかっていた
最低な奴でも
言葉も形もなくて
くしゃくしゃになって
笑って潰れてくだけ
窓の外が白くなっていく
そうだ、僕は
優しくもなんともない
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