スパルタローカルズ
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森のメロディー – スパルタローカルズ
あぁ冷えきったレモンティを飲むと夕べの失敗の 余韻が舌に残る「まあ、いいか」とか勢いつけて青空太陽を、見上げて渋くきめた 今日、友からの電話があった。なんか温度差あったけど、ゲラゲラ嬉しそうだ。意味わからずに相づち打ってたんだけど気付けば盛り上がり、早口になっていた。 ぼくらが愛した森に今いるよいっつも あの娘と おったんよ地球の どっかに おったんよ この頃 ちょっと煮詰まってたんだてっぽう、電…
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THE CLUB – スパルタローカルズ
ギラギラしてる ラメ入りシャツを胸まで開けた 恍惚ブラザーのブレイクしまくりの ダンス彼 通り名は ジム「ファンク 最高だ イエー」汗ばんだ肌 黒く光るよ イライラしている 彼女はアリサ、N.Yとロンドンの混血のベイビーさジャンプ スーツ着て ジャンプ「HEY、のってるね 今日」「YES.COME. COME ON. COME!」首もげるはど ポゴくりかえす 降り出した雨なんか ここでは 関係のな…
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名なしの犬公 – スパルタローカルズ
冷えた時雨が、背中を強くたたいている。タクシードライバー 2回クラクション室内ぐらしの血統書が すれちがいざまこっちみて、ウィンクした。「マミー!あれが欲しいの!」ねだるガキのうでには ロレックス 「今も昔も本もんはいつもちょっとだぜ」小さい老犬、説教ぶった。俺のあいまいな返事はすぐに、ぼやけてゆきよどむ神経。ウェイクアップすんだ! HEY!走れ走れ 奴らから取り戻せイマジネーションねえ、でかいビ…
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ALOHA! – スパルタローカルズ
2人赤いセドリック乗ったら海へ向かうなんか風が強く ハンドル右へふれた ビールあおり眉しかめて、ぬるーい風を窓から出した 手で受けた ベイビー、俺のベイビー そっけない素振りすんなよ往年キラージョークは“?”重ねただけ ビートルズのナンバー急にカーステから流れだしてラッキ一だったぜ あぁ 誰も いない 世界を堂々と突っ走れ 今日も明日も元気で いれんのは当たり前じゃねえ マイウェイだらりのびて、ス…
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ロマンチックホテル – スパルタローカルズ
乾ききった室内 気持ち悪くて声を「あ」って 出したら裏っかえる 黒いキャットが来て 喉を鳴らすよゴロゴロって言いつつも におい つけた 隣、なんかやたら 音が うるさい良く聞くと エルビスだなぁ‥‥許そう。 今、思ったけれど俺はまぬけかい猫が「ノウ!」って英語で否定したよ。ありがとう 雲 うごいて 陽がさしたほこりがゆっくりと 踊る ロマンチックホテル 客なんか、全然いないで嬉しいね。ちょっと長く…
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UFOバンザイ – スパルタローカルズ
ある日のin the city空まるで 海のようだった「太陽にほえろ」顔まけの劇的なまばゆい 夕空てきとうなロックンロールでっちあげて唄いながらチャリンコを右へ左へとジグザグに坂道とばすぜ なんだって できそうだ そしたら涙でた どこかのキッチンからにおうカレー 白けちまったその時です、何かにぶつかりふき飛んだ「スマナイ、ダイジョーブカ?」「なんとか」とちっちゃい声で答えて、目をゆっくり開けた。あ…
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ぼくのポッパー – スパルタローカルズ
以前によく来た野池にやって来たウィンドブレイカーをたたくレイン 愛想笑いとか 知らんかった僕ら誤魔化したりとか しなくても平気だったよ タフな奴らは力で奪い じょう舌な人は立ちまわりどっかで誰かが泣いてる時も いっつも僕らはここに居た 「しょ−もないね」 「しょ−もないな」ジリついて ルアー投げて ポコポコさせたら アヒルびびって 思わず僕らはふき出した。 シンプルな毎日を過ごしてたいバイオレンス…
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ウララ – スパルタローカルズ
誰かの原チャリまたがって 君は笑う (カモン!カモン!カモン!)日光とっても やさしいぜ 僕も笑う (カモン!カモン!カモン!)何かどーでもいい 理屈や不安にちょっと溺れていた 冬は終わったんだ ふんだりけったりされたって 僕は唄う (カモン!カモン!カモン!)ハッタリ元気ふりしぼって 君はおどる (カモン!カモン!カモン!)全部わかるふりしなくてもいいかい?本当はいつでもこんがらがってんだ 生き…
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トーキョウバレリーナ – スパルタローカルズ
六月の雨もよう 偏頭痛で弱気になって用もないのに 電話して 応答なくて 我にかえるよ やくそくをしよう やくそくさ守れそうもない 事にしたい最初は アン・ドゥ・トロワ 七月はギラついて サングラスで強気になったテーマパークと変わらない シブヤで行列よける やくそくをしよう やくそくさどこにおっても かけつけよう例えば アマゾン ハロー未来、ぼくらの 格好悪いビートは続いてる? 速さはおとすなよ守り…
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ピース – スパルタローカルズ
一心不乱に地面蹴ってるおネェサン時代とダンスしてんだね。ピンヒールが折れてぶっっ倒れた女にトレンディな都が トレンディな唾を吐く「ぺっ!」 腐ってしぼんだ赤林檎が地面にペタッてはりついてたそれを調べる汚れた犬に石をなげたら命中しすぎたよ。 平和な日に 僕らは何故 笑いながら 泣いたのだろう 急な天気雨でアンタはひじょーに機嫌が悪くなったよ。結んだリップは今日もカサカサ「ワニみたいだ」と呟いてみた。…