群青に切りかわる 夕暮れの最後を見たら
まどろむバスは夜を駆けて
さよなら 声にならない 感情のしずかな置き場へ
吸い込まれていく
屋根裏 窓辺で いつかのムーンリバー
泣き虫ギターは あの子のこころだ
こぼれ落ちたら 拾いにいくよ
海になったら 船を出そう
さすらえば地平線 ここはどこでもない遥か
見慣れた景色の裏側で
走り出すファンタジア 戸惑う置き去りのアパシー
すれ違うメロディー
孤独な夜には抜け出せない迷路
逆さまになったら あの子と同じだ
繋がるから信じる明日も
流れていく 月が見ていた
物語は続くみたい
曖昧な言い方で優しさも隠すのなら
見つけられるまで泳ぐ 何度でも
ありがとう 声にしたら少し軽くなるこころが
今もまだ君を抱きしめてる
彷徨う魚たちよ こんなに青く広い海で
祈りは明りを灯すかな
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お誕生日会 – ザ・なつやすみバンド 地球に埋もれていた小さないのちは陽のひかりを浴びて笑いだすコウノトリは空から祝福のうた風が届けるよどこまでもすぐに育ちざかり栄養をたくわえ気ままに遊び眠り夢をみ
がらん – ザ・なつやすみバンド 目が覚めた時には がらんとした部屋にひとつぶの涙が 小さく海をつくってた泳ぎたかった魚は喜んで踊る溺れそうになったら 助けてね扉は見当たらない 終わりなんてない
ホーム – ザ・なつやすみバンド 目の前を通り過ぎた 遠い国から吹く風はたくさんの物語を 語るように歌うように知らないこと多すぎて君のこころもわからない大丈夫、これからだねあくびしておうちへ帰ろ
傘はいつも – ザ・なつやすみバンド 足踏みして揺らそうとした地面のその先で誰かがきっと受けとってる言わなくてもわかってしまう魔法に触れたなら手をつないでどこまでも行こう太陽と雨が混ざって いつも以
君に添えて – ザ・なつやすみバンド ああ 長い旅を終えて やっと君は戻って来たね雨上がり 坂道下り 知らない街から帰って来たよ円を描くよ散歩道 歩いたことある帰り道思い出せる景色の数だけ 聴いたこ
自転車 – ザ・なつやすみバンド みずいろの街 揺れたままの道を行くひとりきりの午後見渡した世界の広さに つぶされて消えるためいきをついた君のこと 気づかないふりし続けてた流れてく時の中でまた
天の川 – ザ・なつやすみバンド おばけの木の下 川にはカラスウリおどけた町のネオンは疲れた君の心も照らすようにあざやかに響く道化師のメロディーもっと遠くの街まで届くように大きな音で鳴り響けステ
ファンファーレ – ザ・なつやすみバンド いつもの席で 生まれる煙を見ていた繰り返す日々を 抱きしめたくなるときもある窓の外側 足並み揃わないそれぞれのリズム揺れる、なぜかひとつの音楽になる遠回りのあと
波 – ザ・なつやすみバンド だれもいない浜 ひとりで雲の数を数える波は静かだな こんな日はことばさえも忘れそうだよたまには世界を無視して ゆっくり眠りこけよう波の音に耳傾ければ 遠くにいる
ラプソディー – ザ・なつやすみバンド 雲の影が 夜に吸い込まれて迷子の風 ふらつく街の灯重なりあう 色とコードの中で点滅する 虫たちのワルツ途切れないように意識の果て 見失ってくこえぼくはなにか 待
鳥は舞いおりた – ザ・なつやすみバンド 朝の陽射しが ぼくの服とこころの兆しを 決めてくれれば深呼吸に色を招きいれるおはよう こんにちは 忘れなければ彼方から鳥が舞いおりたあなたの腕に舞いおりた揺らい
めくらまし! – ザ・なつやすみバンド どれくらい過ごせたんだろう日々を偽って飾れば暮らしやすいけどどこかぎこちない透明だった窓はもう曇ってみえづらいなおんなじなんだ つきまとう不思議なうしろめたさは
パラード – ザ・なつやすみバンド 七色のアーチくぐった日にぼくのなにかが変わったんだ弾けだすきもち飛び散れ大砲のように見えない敵よ 姿を見せろ!どうしてうまくいかないのかな?沈まないようにお手本
SEASONS – ザ・なつやすみバンド 湧き出る水の方から 雨期がサンキューって言えば流れ出すあの日の幻舞い上がる飛沫の方から 乾期がグッバイって言えば語りだす太陽のあとがきここにいてもっと 大地が乾
ハレルヤ – ザ・なつやすみバンド 約束はいつも胸を弾ませて長い夜さえ やさしい色に染める窓の外 町の呼吸 祈りたちつかまえながら 走る線路沿いウミネコの声と追い風に揺れるのは未来と過去終わりと始