ギリシャラブ
ブラスバンド – ギリシャラブ
ぼくらはきっと野垂れ死にさ
冬の路上で
なけなしはたいて買ったバラを
胸に抱きながら
君らは老いたウェルテルのように
虚ろに生きるがいい
ぼくらはきっと死ぬわけじゃない
永遠に眠るだけ
死んだらおしまい
それがルールさ
もう一度いうよ
死んだらおしまい
語り合わずに黙り合おうよ
このものものしい沈黙を
マイクで拾ってスピーカーから流してやろう
爆音で
ぼくらはきっと野垂れ死にさ
なけなしはたいて買ったバラを
胸に抱きながら
ぼくらはきっと野垂れ死にさ
冬の路上で
なけなしはたいて買ったバラを
胸に抱きながら
君らは老いたウェルテルのように
虚ろに生きるがいい
ぼくらはきっと死ぬわけじゃない
永遠に眠るだけ
死んだらおしまい
それがルールさ
もう一度いうよ
死んだらおしまい
語り合わずに黙り合おうよ
このものものしい沈黙を
マイクで拾ってスピーカーから流してやろう
爆音で
ぼくらはきっと野垂れ死にさ
なけなしはたいて買ったバラを
胸に抱きながら
人面機関車トーマスのお面をつけた子供たちのお面をはがせば人の顔ひとの顔したひとの顔音楽を聞くと寝てしまう三つの頭を持つ犬の好きな歌はすぐ終わる歌寝てしまう前に終
ポロ・ベアのセーターの少年赤いゴムまりを石畳について朝霧にまつ毛を濡らし港の方へかけていく太陽の見すぎで酔っぱらった少年の魂が死に向かって走る一陣の風に変わって
I Miss You は毎日でI Love You は毎秒さぼくらは生まれた時から内的にラリってるんだよI Miss You は毎日でI Love You は毎
湯水のように金を使いたいせめて水のようにお湯を使いたいけど植木鉢にお湯をかけてみたり金をまいてみても花は開かないのさそうさ 天気は悪ければ悪いほどいいのさ天気は
あの太陽が目を焼くでも目を閉じて祈ったりはしないさあ今こそ幽体離脱さよならぼくのからだよ幽体離脱にご用心!喋るたびベロが伸びる感覚あくびで腹がこそばゆい感覚皆死
お金を燃やしてくれないかいつか失う前にはやくお金を燃やしてくれないか誰かにとられてしまう前に一万円札も 五千円札も 千円札も 二千円札もお金を燃やしてくれないか
腰の曲がった老人のような木々そのうちの一本にあたりをつけて飛んでゆくカラスみたいにここへ来たぼくらはちょっと似ているねブエノスアイレス真夜中 あたたかすぎる風
高架下の落書きみたいに価値のある歌詞を書きたいどうかしてる 君の手をとって大理石の床を滑るように走る息を切らすメノウのように渦巻いた空の下怖いものはない怪物のよ
本当は何もない空間を空と名付けたりそういう遊びがなくちゃとかくこの世は生きづらいこの仕事クソつまんねえでもこなすよ そつなくねコツなんかねえ やるだけお疲れ ま
わたしには精神がないただ肉体があるだけわたしには内臓がないただ空洞があるだけわたしにはまるでわからないわたしがいったい誰なのかわたしは現世に生きていないそれ故に
まずは君にごあいさつ悲しみよ こんにちは優れた詩人ならだれでも君のことを知っている愛の季節を待つまるで稚拙な技術で君に触れるのを許しておくれよ君を愛してるんだく
イントロダクション何度でも繰り返すそのたび鈍い痛みがぶり返す振り返ることもなく「また会おう」いつになるかわからない約束を
魔法がとけるほど恋して果物と薔薇の海におぼれてみないで でもチャンネルはそのまま少しずつ浅い呼吸を合わせて恋より夢が見たい安物の香水に本気でときめいてあなたは馬