カンザキイオリ

地獄に落ちる – カンザキイオリ

こぼれ落ちたものばかりだ
ペットはコンビニに捨てた
仲間も全て切り捨てた
幸せになれるはずがないのさ

ゴミの分別だとか
明るい挨拶とか
悪者なんだから全部が無駄なのさ

言葉より単純な方法で
今すぐ地獄に落としてくれよ
サヨナラはあんたも知っている
笑ってくれよ
笑ってくれよ 今すぐに

腐り落ちたものばかりだ
金がなけりゃスリをした
都合が悪けりゃ無視をした
将来ずっとゴミクソだ

だってそうだこの瞬間
誰かを殺してみたいんだ
なあなんでこんな俺みたいな
奴が生きてんだよ
もっと価値あるやつのための
命ってもんじゃないのかい
そうだろう?

苦しくてぶっ刺した傷口が
化膿してどうしょうもなく尊い
傷つけた分だけ傷つけた自分が
今もかなりしぶとい
蠅のように

なあ今年もさ
桜が散ってしまうんだ
夢みたいに踊る桃色に
騙されてしまいそうだ
このまま全部シワになってしまうよ
神様もしかしてそういう拷問なのかい?

サヨナラを知っている俺たちは
今でも愛を忘れられない
言葉より単純な方法で殺してくれよ
笑ってくれよ

温もりを知ってしまう前に
今すぐ地獄に落としてくれよ
ここでのうのうと笑っている
俺を地獄に落としてくれよ
笑ってくれよ
騙してくれよ
気付いてくれよ
幸せなんてとうの昔に青さと消えた
笑ってくれよ
許してくれよ 今すぐに

人気の新着歌詞

吸血鬼 – カンザキイオリ

俺は吸血鬼さいつから生きているのかすら忘れた血を吸ったら吸った分だけ長く生きれるのさだけど人間が好きだからネズミや野良犬の血で凌いで夜の世界に紛れて遊んでるのさ

命に嫌われている – カンザキイオリ

「死にたいなんて言うなよ」「諦めないで生きろよ」そんな歌が正しいなんて馬鹿げてるよな実際自分は死んでもよくて周りが死んだら悲しくて「それが嫌だから」っていうエゴ

桜の子 – カンザキイオリ

散り際始まりを知っていた僕らは透明で純粋な青さを大人びた赤で染めた君は桜の子僕ら同じ髪色で同じ肌をしていたら千切れそうな君の体全て知れた気になれるだろうでもいい

畢生よ – カンザキイオリ

僕らはやりたいことやるために描き続けた未来偉大さに欲望し続けて数年爪も髪も手入れ不足だ奪う側と奪われる側与える側と与えられる側気付くまで何度失った思い返すほど無

青い号哭 – カンザキイオリ

骨が軋む音がする爪が優しく乾いている本棚を掃除する時が一番心地いい大切なものがあったような愛しいものがあったような忘れたフリして覚えてんだよな今日もあの頃に戻っ

不器用な男 – カンザキイオリ

死にたくないから物語を書いていた時代じゃないのにペンを使った気取っていたんだ気が遠くなるほど物語を気取った大人になるのが本当楽しかった死にたくないから物語を書い

あの夏が飽和する feat.花譜 – カンザキイオリ

「昨日人を殺したんだ」君はそう言っていた梅雨時ずぶ濡れのまんま部屋の前で泣いていた夏が始まったばかりというのに君はひどく震えていたそんな話で始まるあの夏の日の記

カメムシ – カンザキイオリ

嫌われることでしか生きられない自分の匂いで死んだりする寒さに弱いから洗濯物にとりついて日向ぼっこ匂いが服につく本当お前は可愛そうだよな生きてるだけで嫌われて跳ぼ

大人 – カンザキイオリ

ある朝目覚めると俺は大人になっていた声も枯れてシワも増えて目の下にクマが出来ている少しばかりの筋肉と肩幅も少しついたらしい部屋の隅に転がる靴下その隣で異臭を出す

こんな夜でもいいじゃないか – カンザキイオリ

安っぽいバーのテキーラが消毒液みたいな匂いで安っぽい思い出と全部一緒にトイレに吐き出した運命とかそういう話がしたいのさいつだって安心がしたいから今日は腐っとくよ

ダイヤモンド – カンザキイオリ

「音楽で金を稼いでいる俺たちは終わりだ」そう言って君は心臓をダイヤモンドに変えた高そうなソファの上で変わり果てた君の心臓を手に取って僕は溜め息をついた最近流行の

成長痛 – カンザキイオリ

死んでしまうなら手羽先みたいに引き裂いて僕の全てを喰らい尽くして笑って僕の液でぐちゃぐちゃになるまで踊ってそれでいいんだよそれでいいんだよ仕事なんてクソどうでも

偶像 – カンザキイオリ

春空で昔を思い出したやる気なら桜と共に散った考えなくても景色は変わるから夏雲を見ると文字が浮かんだそれでも形にはならなかっただって だって だって全部偶像だ偶像

Back to top button