カンザキイオリ

こんな夜でもいいじゃないか – カンザキイオリ

安っぽいバーのテキーラが
消毒液みたいな匂いで
安っぽい思い出と全部一緒に
トイレに吐き出した

運命とかそういう話がしたいのさ
いつだって安心がしたいから
今日は腐っとくよ

こんな夜でもいいじゃないか
強がってばっかの吐き溜まり
こんな夜でもいいじゃないか
今日くらいはありのままの疑い

「君のいない人生なんて
本当にもうどうでもいいんだ」
そう言えば楽だったんだろう
「そんなにもう悲しくないよ」
「なんかそんな気はしてたんだ」
なんて嘘は全然吐けるのに

1:3で割ったカルーアも気づいたら
すでに三杯目
持ち帰り用のカクテルと
教えてくれたのも君だった

人生とかそういう話がしたいのさ
不安な将来全部飲み込んで欲しいよ

こんな夜でもいいじゃないか
愛していますとか遅すぎる
こんな夜でもいいじゃないか
喉が焼けるありのままの歌が良い

~サヨナラは涙の味がした~
なんて馬鹿か?
腹の足しにもならない
塩っぽいものをかっ食らいたい

「きっと今でも」って話さ
今だけは抱きしめておくれよ
そんな僕でもいいじゃないか
今日くらいは無様に溺れたい

こんな夜でもいいじゃないか
強がってばっかの吐き溜まり
こんな夜でもいいじゃないか
今日くらいはありのままの歌で良い?

「君のいない人生なんて
本当にもうどうでもいいんだ」
愛してるじゃどうにもならないよ
「君のいない人生なんて
本当にもうどうでもいいよ」
どうでもいいから溺れたい

人気の新着歌詞

吸血鬼 – カンザキイオリ

俺は吸血鬼さいつから生きているのかすら忘れた血を吸ったら吸った分だけ長く生きれるのさだけど人間が好きだからネズミや野良犬の血で凌いで夜の世界に紛れて遊んでるのさ

命に嫌われている – カンザキイオリ

「死にたいなんて言うなよ」「諦めないで生きろよ」そんな歌が正しいなんて馬鹿げてるよな実際自分は死んでもよくて周りが死んだら悲しくて「それが嫌だから」っていうエゴ

桜の子 – カンザキイオリ

散り際始まりを知っていた僕らは透明で純粋な青さを大人びた赤で染めた君は桜の子僕ら同じ髪色で同じ肌をしていたら千切れそうな君の体全て知れた気になれるだろうでもいい

畢生よ – カンザキイオリ

僕らはやりたいことやるために描き続けた未来偉大さに欲望し続けて数年爪も髪も手入れ不足だ奪う側と奪われる側与える側と与えられる側気付くまで何度失った思い返すほど無

青い号哭 – カンザキイオリ

骨が軋む音がする爪が優しく乾いている本棚を掃除する時が一番心地いい大切なものがあったような愛しいものがあったような忘れたフリして覚えてんだよな今日もあの頃に戻っ

不器用な男 – カンザキイオリ

死にたくないから物語を書いていた時代じゃないのにペンを使った気取っていたんだ気が遠くなるほど物語を気取った大人になるのが本当楽しかった死にたくないから物語を書い

あの夏が飽和する feat.花譜 – カンザキイオリ

「昨日人を殺したんだ」君はそう言っていた梅雨時ずぶ濡れのまんま部屋の前で泣いていた夏が始まったばかりというのに君はひどく震えていたそんな話で始まるあの夏の日の記

カメムシ – カンザキイオリ

嫌われることでしか生きられない自分の匂いで死んだりする寒さに弱いから洗濯物にとりついて日向ぼっこ匂いが服につく本当お前は可愛そうだよな生きてるだけで嫌われて跳ぼ

地獄に落ちる – カンザキイオリ

こぼれ落ちたものばかりだペットはコンビニに捨てた仲間も全て切り捨てた幸せになれるはずがないのさゴミの分別だとか明るい挨拶とか悪者なんだから全部が無駄なのさ言葉よ

大人 – カンザキイオリ

ある朝目覚めると俺は大人になっていた声も枯れてシワも増えて目の下にクマが出来ている少しばかりの筋肉と肩幅も少しついたらしい部屋の隅に転がる靴下その隣で異臭を出す

ダイヤモンド – カンザキイオリ

「音楽で金を稼いでいる俺たちは終わりだ」そう言って君は心臓をダイヤモンドに変えた高そうなソファの上で変わり果てた君の心臓を手に取って僕は溜め息をついた最近流行の

成長痛 – カンザキイオリ

死んでしまうなら手羽先みたいに引き裂いて僕の全てを喰らい尽くして笑って僕の液でぐちゃぐちゃになるまで踊ってそれでいいんだよそれでいいんだよ仕事なんてクソどうでも

偶像 – カンザキイオリ

春空で昔を思い出したやる気なら桜と共に散った考えなくても景色は変わるから夏雲を見ると文字が浮かんだそれでも形にはならなかっただって だって だって全部偶像だ偶像

Back to top button