カジヒデキ
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きみのいない部屋 – カジヒデキ
穏やかな午後の木洩れ陽うたた寝をした後の 熱いコーヒーそれは昨日までの日常人気のない部屋と 主人をなくしたシューズ 無音 眠る 起きる朝 散歩 白い息話しかける 隣には誰もいない 一人きり冬を歩こうコートの襟立てて 涙堪えてるザクザクと霜柱踏む 笑顔でさよならリグレット遠くへと旅立つきみに 春になれば きみを想うよいつか見た映画や 香水の匂いそれは昨日までのスタンダード当たり前なものは 煙のように…
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SUMMER SUNDAY SMILE – カジヒデキ
もう少しこのままでいよう見つめて 流れる汗 プールの中 じゃれあった太陽と波の間にまに君の声が遠ざかっていくのはなぜなの? まだ打ち上げ花火も見てないし 思い出たくさん作ってLOVE ME! LOVE ME! まだ何も始まってない! SUMMER SUN 追いかけ走る君の後ろ姿 まだ大好きなんだSUMMER SUNDAY SMILE 魔法と添い寝する午後ずっと終わらないと信じていた時間を止めて 夜…
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NAKED COFFEE AFFOGATO – カジヒデキ
目を閉じてキッチンを横切った夏盛りの朝 眩しくて 君の艶かしい うなじに浄化された時そのままビーチへゆっくり連れ出すよ 裸で踊ろう!青空に溶け込むカラダ太陽が包む 強烈な至福眠くなるまで踊ろう 日差しを避け コーヒーアフォガート夢の話しよう 午後ずっと 何もかもボンネットに忘れてきたけど大丈夫楽しむ気持ちがあればいいさ 裸で踊ろう!焼ける砂浜で抱き合うはしゃいだ夏が 終わろうとしても僕らは踊り続け…
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クレールの膝 – カジヒデキ
クレールの膝 眺めて 陽だまりでシエスタブルーのカーディガン羽織って 雨を待ってた 髪をバッサリ切ったら 口笛飛び出した何にも起こらなくて 電車に飛び乗った さよならYESTERDAY!夏からずっと思い続けてた あの子が振り向いた クリスマスまでにはまだ時間があるからあの子に似合いそうなシャツを見つけるのさ月に触れたいと 季節外れの花火が 空に舞い上がったそんな気分の I’m a bo…
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DREAMS NEVER END – カジヒデキ
それは歯医者に行った夜春の風が窓をたたくなかなか寝つけなくて小説を読む 懐かしい友からの電話をとるふわりジャスミンの香り花開く力 想い起こす きみの穏やかなヴォイス 朝目覚めても世界はずっと静寂で夢の終わりを告げる 少年の瞳のイノセント ほらごらん!夜明けのラブ・パレード今 誰もいない街に色を解き放つ!DREAMS NEVER END ある日夢を諦めた知らぬ顔して旅に出た潮風に触れたら涙が出そうで…
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チョコレートの音楽 – カジヒデキ
いつか公園通りで歌ったあの曲ふっと思い出したのは 今日の光のせいどうしてあんな大声で歌えたのかな?きみもいつかそうするかな?そんな歌と出会って いつか大人になったらミルクシェイクは飲まないで素敵なラブソングも聴かないって思ってたけどそんなことはないのさ 泣いたり怒ったり したっていいんだよでも出来れば笑って すべて抱きしめたいね 一度は消えかけた夢を捨てられないまま僕らもう一度旅に出よう 明日 い…
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ノンノン・ソング – カジヒデキ
今すぐ君に会いたい 今すぐキスしたいんだベイビー今朝書いたラブソング 君に聴いて欲しいんだ 今すぐ CLASHやJAMのレコードや KNACKのDVDも持っていくよ僕のお気に入りすべて 知って欲しいんだ 今すぐ会いたい NON NON BOY! 今は忙しいのNON NON NON NON NON NON BOY! また明日にしてね NON NON BOY 勝手な人 わたしは君の彼女じゃない君のこと…
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想ひでサマーぶりーず – カジヒデキ
物憂げな木漏れ日の中寂しげなきみの あの日のポラロイド淡く色褪せている 夏の日差しは色のシャワーあの恋も 塗り替えてしまうのさごらん街を彩る ポップアートさ!…なんてうそぶいた ラジカセのタイムマシン きみのようにエンドレスの夏を もう抜け出さなくちゃ 目覚めれば 想ひでサマーぶりーずあのとき きみだけが大人になってた…そう気づいたよ 足早な夏とメリーゴーランド目で追う飛行機雲の先には少し秋の気配…
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ユーモアが行方不明 – カジヒデキ
猫がどこかへ隠れたようにユーモアが行方不明ベッドの下もポットの中も探したけどいない そう言えば去年の冬も同じことがあったね どうしたんだっけねあなたに聴かせる歌も書けやしない ジョークのつもりが泣かれる 流れ星にキッス さかさまの世界ならコメディースターさ!黙っていろサンシャイン見つかるまで僕は ダンボールの海の底さ 春一番がまだ吹かない ユーモアが行方不明だから朝から刺々しい街はセメタリー いっ…
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青春のブライトサイド – カジヒデキ
見つけた黄色いレモンジャム 日曜の朝のはじまりにミライを悲観するテレビの人 関係ないね、パパ おいしいコーヒーの秘密を教えてあげるから大丈夫さって笑うんだ ハッピーアワーまでは時間があるからまたベッドの中で魔法かける青春のブライトサイドだけもぎ取ってワールドレコード超えろ! 見つけた クローゼットの奥 レモン模様のレコードあの頃は夢を見たパパ 夢手にし また見た今度は僕が見る番さ ハッピーアワーま…