カサリンチュ
-
筆オロジー – カサリンチュ
墨を擦り擦れども 描けない夢が浮かんでは消えた 泡沫の海へ底に溜まり溜まった 墨汁の嵯峨揚げうる陸で 寄せては返す 三十路の波を 越えてもまだ見ぬ柔らかな艶やかな 嗚呼 宝満船意気地なしと罵られたのは 遥か彼方遠く遠のく 嗚呼 教えて 頼むから教えて 強く激しい筆の使い方竪・横・はね・はらい 愛の書初め 憧れの筆オロジー 隅に置けない貴方 言われたい台詞紅さし指は 唇をなぞる 触れる女波の 浮き沈…
-
はじまりのうた – カサリンチュ
風強くて 砂痛くて ゴミ飛んで 舞い上がって空へいって 知らん顔して どこかへいなくなった時流れ 雲流れ 渡り鳥 憧れて僕だけが まだそこに 取り残されてる 透明度なんてまあまあぐらいでいいんじゃない偶然をさも奇跡みたいだなんて笑っちゃうね 君がいた日も 君がいない日も 空は同じだって言うけどつまんないよ 君がいないから 好きだった花の名も忘れた 波揺れて 眩しくて 目が痛くて 可笑しくなって食べ…
-
それ以外も愛してる – カサリンチュ
あの日あの場所できっと 出会う運命だった二人蒸し暑い午後の風 汗ばむ姿 輝いてあの瞬間からずっと 身体の芯強く残ってる軟骨みたいな食感 day by day 日ごと酷くなる 今はどこで何をしてるの? 僕のこと考えてるの?ほかの誰かと喋ったりしないで あなたを愛してる 咽るほど求めてる妄想してんだぁ 僕はいつもいつも 過呼吸朝も昼も夜中も それ以外も愛している分かってんだぁwow wow I kno…
-
農機Good! – カサリンチュ
農機good! 人力よりすごい 念力よりすごい 耕す 均す 砕く ばらまくプラウ ロータリー ハロー パッカーブロードキャスター マニュアスプレッダー 農機good! 人力よりすごい 念力よりすごい 植える 管理 集める 防除プランター カルチベータ マルチャー ヘイレーキロールベーラー ブームスプレイヤー 富士に現る農鳥 季節の便り あなたが頼り農機good! 人力よりすごい 念力よりすごい 人…
-
モーニングバード – カサリンチュ
アーユーレでぃ調子はどうだい?Let’sワンキャ元気の交換幸せハッピーフォーエバー鳴かせてみせようコケコッコースケ 能あるタカじゃないけどワシにまかせてぶっ飛ベイベー笑ーっと干支4周目、もっと笑うためにサバクリまくりたーい 安心できない世の中だからLet’sワンキャ現場に集合あーしよ、こーしよ、もっとDoしよう新しい朝が迎えに来たんだ ノーカサリンチュノーライフカマすヒュー…
-
ハブアナイスデイ – カサリンチュ
初めて会ったような 前から知ってるような懐かしいような 憧れのような ステキな出会いがあるもんだ 励ましてくれるような 叱ってくれるような友達のような 家族のような あなたに出会えたんだ この街で かき鳴らすピックでポップミュージックヒップアップ目指してカポでトリップ油肩からブラ下げてヤップ 口ずさむラップはリップシンクグルーヴィングルーヴィン ロケンロー ハブアナイスデイ 今日からはじまる つな…
-
迷言 – カサリンチュ
失敗はネタ、ワハハ笑うためのタネどのみち笑えたなら大成功違う毎日 でもその繰り返し代わる代わるわかった 決して変わらないものを 1日何もうまくいかず、平気なフリして我が道わがままに進むたびに浮かぶ顔がある ゴメンねベイベ、ありがとベイベ僕は君がいるから何でもできるんなこと聞きたくないだろうけど迷わず前に進めど迷い相変わらずな僕だけど愛は必ず君だけに迷惑がられるほどに届けたい心と言葉に迷いなし 2番…
-
∞(エイト) – カサリンチュ
テメーの腹黒さなんて そもそもわかっていた調子のいい時だけ調子のいい顔しやがって 下火になりゃ相手にもしねぇホント参ったぜ あの時の態度にはでも感謝はしている 人の振り見て我が振り完成 テメーみてぇには絶対なりたくねぇまぁ、とにかく今に見とけ一生忘れられねぇ奴らになってやっから! 過ぎたるは及ばざる ちょうどいい加減過ぎたるは及ばざる ありがた迷惑 来るのも拒めず、去るものも追えず航海にでれば嵐に…
-
てな風に考えちゃって – カサリンチュ
好きな人がおりました 2年同棲しました騙されて貢ぎまして 気づけば借金200万 たった一回の失敗を 引きずることあるけど笑えた今日がめでたい 清算記念日 てな風に考えちゃって キャンネン大したことないから キャンネン 大丈夫ちょっと待って泣いちゃって そんでもって笑ってサンデマンデ なんだかんだなんとかなるキャンネン 大丈夫Wow 陽はまた昇ってくる あー小遣いちょうだい 指の骨を折りました 二回…
-
満月 – カサリンチュ
一人でこもってたあの部屋をとびだしお前に出会えたんだふざけてばかりで仲良くなんてなれないヤツだろうって思ってた 二人で食べた「満月」の焼きそばの味帰りの車で聴いてたフラカン どっちが先か競争してた 丘の上も本当は怖くて逃げたかった 橋の下も誰よりケラケラ笑っていた お前の姿が眩しかった何よりも嬉しかった 二人であの町をとびだして出会えた仲間がたくさんいる増えてく期待に応えようとして一人で悩むことが…