心の中に 鍵かけては
生きていけませんね
自分が見ても すてきな娘(こ)に
なるのが大切なことね
ヒュル ヒュル ル ルール 風に舞う
一枚の枯葉のように
あてもなく 回り続けた
そんな悲しい若い日
大きな樹に ぶつかって
ポトンと 座りこんだ
見上げれば やさしい顔
言葉より 胸にひびいた
傷つけられたと 言いながら
自分で 治せなくて
もどかしいから 不器用だと
逃げて 走り続けた
ヒュル ヒュル ル ルール いつだって
正しいと 言いたかった
けれども それは無理だね
自分で 気付いたくせに
大きな樹に 聞いてみる
小さな枯葉の未来
答える前に 一つ聞こう
君の言う枯葉 どこにあるの?
君の言う枯葉 どこにあるの?
ヒュル ヒュル ル ルール
ヒュル ヒュル ル ルール……
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