ゆめこ
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幸せのリンゴ – ゆめこ
床にカバン置いて 見慣れた光景を前に何となく携帯出して撮った写真薄汚れた部屋で 音出してばっかの日々は何気ないけれど 大事だったと今気づいた 意味もなく集まって しょうもなく日を暮らして過ごしてきたけど今すべて惜しいんだ 頭に浮いては消える言葉さえも 青い空に 歌いあげよう赤く甘い 願い事のように閉じた目の裏に あなたを見つけられたのなら それは幸せ 少しずつ膨らんだ 小さな桜のつぼみが咲くころ …
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Life – ゆめこ
振り返り僕を見てる心は穏やかで純粋な夢を持ってたらちょっとだけ嬉しくなる 子供には分かってる簡単なことも大人には分からなくなってしまう? 小さい頃の憧れに持ってた期待通りの僕は何処だっけ希望も夢もどこかで忘れてたけど常識外れのことはできないよ自分を守る術を持ったんだアルバムの中の僕は笑っていた 昨日、生きてたの?生きてたよ。心の声を聞いた生きてたの?生きてたよ。体の僕は答えずにそれは、生きてたの?…
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シロツメクサの花冠 – ゆめこ
無声映画の ワンシーンみたい8mm の中まだ幼い少女の顔で 幸せなこと 気付かずに来たおでこにかけた愛しい花暮れるまで 想いを編んだ もう2度と戻れない今を 私は生きてる零れるような 蒼い日々を忘れはしないでしょう 甘く華やぐ ハチミツ溶けるシロツメクサの花冠 小麦弾ける しなやかな肌恥ずかしい程白らかな肩 夏模様 ほどけた髪が 鼻をくすぐる希望の匂い立ち上る秘めやかな 想い出達 やわらかな風の中…
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神のまにまに – ゆめこ
思い通りにいかないことだらけ どうしようもなく自己嫌悪八百万の痛みや悲しみから逃げ込める場所を探してる いっそ 岩の隙間に引きこもって月も太陽も無視して眠ろう生まれてきたことの意味なんて知らない 分かんないよ でも そんな風に思えるってこと それは君がもっともっと素敵になれる力があるって教えてるんだよ そうさ 神のまにまに 仰せのままに 誰だって地球を愛してる飲めや歌えや どんちゃん騒ぎ たまにゃ…
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アヤノの幸福理論 Piano ver – ゆめこ
思い出していたのはまた、家族の事「アヤノはお姉ちゃんだから皆の事、よろしくね」 赤煉瓦の壁 小さな家の中でひそひそ話そう 秘密の作戦みたいに連れて来られた 三人の真っ赤な目には大人に隠していた 過去がある 怯えた顔で 「僕は化物だから」私は告げる 「そんなことはないよ」って「真っ赤な色は主人公の色だから、怯えていなくても、良いんだよ」 面白い事 悩んでは今日もお姉ちゃんぶって「ほら、見ていて」 赤…
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主人公 – ゆめこ
僕はこの世界に 何をしに来たんだろうぶら下げた鞄には 何やら詰まっているそれを全部捨てたら 何も残らない気がして臆病な僕の心は 見えないフリをしてたんだ もうこのくらいでいいやって 下を向くたび暖かい笑顔が 勇気くれるんだ めいっぱい空気吸い込んで 震える足蹴り出して目の前にそびえ立つ壁は 壊せないもんじゃないよ忘れられない痛みも 忘れたくないあの声も誰のものでもない 僕の大切な道しるべだから 苦…
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月のワルツ – ゆめこ
こんなに月が 蒼い夜は不思議なことが 起きるよどこか深い 森の中でさまよう わたしタキシード姿の うさぎが来てワインはいかが?と テーブルへ真っ赤なキノコの 傘の下で踊りが 始まる 貴方は何処にいるの?時間の国の迷子帰り道が 解らないの待って 待っているのに 眠れぬ この魂は貴方を捜し 森の中「月の宮殿」の王子さまが跪いて ワルツに誘う 睫の長い 蝶々たちがシフォンのドレスでひらひらと虹色タイツの…
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Scarborough Fair – ゆめこ
Are you going to Scarborough Fair?Parsley, sage, rosemary and thyme,Remember me to one who lives there,She once was a true love of mine. Tell her to make me a cambric shirtParsley, sage, rosemary, and…
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Departures~あなたにおくるアイの歌~ – ゆめこ
もうあなたから愛されることも必要とされることもないそして私はこうして一人ぼっちであの時あなたはなんて言ったの?届かない言葉は宙を舞うわかってるのに今日もしてしまう叶わぬ願いごとを 離さないでぎゅっと手を握っていてあなたと二人 続くと言って繋いだその手は温かくて優しかった あなたはいつもそうやって私を怒らせて最後に泣かすんだだけど後になってごめんねっていうその顔好きだった 離さないでぎゅっと そう思…
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喪に服すとき – ゆめこ
いつまでも眠ろう何度でも生きよういつか再び巡り会える日まで いつまでも眠ろう何度でも生きよういつか再び巡り会える日まで もうじき日は落ちて闇があたりを包むだろう私は目を閉じて心に鍵をおろす いつまでも眠ろう何度でも生きよういつか再び巡り会える日まで もうじき日は落ちて闇がすべてを隠すだろう私は耳をふさぎ固く口を閉ざす いつまでも眠ろう何度でも生きよういつか再び巡り会える日まで 今宵 小さな火を焚い…