ゆず

  • 図鑑 – ゆず

    めくるたび広がるまだ知らない謎だらけの世界 そっと開くめぐり合う誰かと運命は何故ばかりの日々 ずっと遠い地平線へ 時は時が進み出すようにやがて花が薫りだすようにfor you for me 解き明かす君となら飛び込む未来へ 覚悟決めて dive また君を知るよ また僕を知るよまだ始まったばかり 誰もがまた立ち止まるけど また歩き出すんだまだまだまだまだ 飛び込む未来へ ずっと胸に抱いた希望へと続く…

  • つぎはぎ – ゆず

    ゆっくりと行ったって別に貴重なことなどないむしろギリギリ詰めていったって何も変わることなどないいつもの袋小路 いくら叩いたって響いてはくれないから叩くのをいつしかやめたんだ とても合理的だもの都合よく生き抜こっか 今日もつっ立ったまんま この星は回る 何を思ってんだか 何に怒ってんだか言葉も見失う時代に何を待ってんだろう?目を閉じた未来はとうに過ぎ去っていった雲の間に途切れてゆく ふざけた見聞録、…

  • 花言霊 – ゆず

    腐葉土の奥深く 蟲達は蠢く永い暗がりを超えて 春陽を待ちわびる 霜まだ降る杜を 踏みしめた閑静(かんせい)は儚く強く居来る 命にも似た奏 生まれ変われ あなたが残してくれた花言霊香り 温もり 痛みさえも蘇らせて空に舞い上がれ 憂いながら花吹雪はたゆたうと揺れ 心奪われ続けてく 不要と破棄し塵を 滋養に変え芽吹く秘色色(ひそくいろ)を纏い 秀麗な葉が萌ゆる 生まれ出る あなたが残してくれた 花言霊香…

  • 伏線回収 – ゆず

    な、何してるかな あれやこれ思い出しては よからぬ妄想きりがないよ 待った! 悪い癖が出ちゃう 出来れば純愛 だけど本音少しぐらい不純もあるかも夏の性にして あっちぃへ飛び越えちゃう ソーダみたいな海(湘南)波にゃ乗れない(どーなん)盛り上がりMAXからの ドタキャンでガッカリ 散々ぱら今日までが まるで長い前フリみたい目の前に君が現れて これで全部伏線回収?三々五々 その後に舞い込んだ どでかい…

  • YELL – ゆず

    「“わたし”は今 どこに在るの」と踏みしめた足跡を 何度も見つめ返す枯葉を抱き 秋めく窓辺にかじかんだ指先で 夢を描いた 翼はあるのに 飛べずにいるんだひとりになるのが 恐くて つらくて優しいひだまりに 肩寄せる日々を越えて 僕ら 孤独な夢へと歩く サヨナラは悲しい言葉じゃないそれぞれの夢へと僕らを繋ぐ YELL ともに過ごした日々を胸に抱いて飛び立つよ 独りで 未来(つぎ)の 空へ 僕らはなぜ …

  • Chururi – ゆず

    慣れてきたこの街にも 新しい暮らしにもレトリバーは今日も「ゆりあん」で駅前のコンビニは なぜかごった返してるみんなあれこれ急ぎ足 遠いスクロール 液晶に映し出すイヤフォン越し 笑い合う声達 愛する街から君を想い出したら 会いたい 胸が「あ、痛い」溢れ出すメロディー口ずさむ唄風の五線譜に乗って “今”を描いてゆく ぼんやりと眺めてた 動き出す窓越しバス停ではしゃいでる まるでいつかの僕ら描いていたシ…

  • 道化師のソネット – ゆず

    笑ってよ 君のために 笑ってよ 僕のために 僕達は小さな舟に 哀しみという 荷物を積んで時の流れを下ってゆく 舟人たちのようだね君のその小さな手には 持ちきれない程の哀しみをせめて笑顔が救うのなら 僕は道化師になれるよ 笑ってよ君のために 笑ってよ僕のためにきっと誰もが 同じ河のほとりを歩いている 僕等は別々の山を それぞれの高さ目指して息も吐(つ)がずに 登ってゆく 山びと達のようだね君のその小…

  • Frontier – ゆず

    多少 不利な戦々兢々 今日に限って急な速攻ああしたこうした明日のことは 後回しだろ侮るな今まさに目覚め古の時 我ら覚悟を決めた開拓者立ち向かえ 向かう先にまだ見ないゴールのラッシュ 夢に猛ダッシュ 鼓動の音 高鳴る爆音BPM子供の頃 憧れまくったステージ 向上 さらなる高み励み 空中を歩くあれは神?マジ?火事場のクソ力じゃない 積み上げてきたこの歩み得した損した目先のことは ほっとけ俺たち今はガチ…

  • SUBWAY – ゆず

    ここはまるでYouTubeで見た 都市伝説の地底世界みたいだゴーゴーと響く列車の地響き 吹き上がる風が やけに生温い 手にしたもの-失ったもの=かけがえないものか 掛け違えたものかそんなことよりこの一瞬シアワセとやらを コーヒーと共に啜っていよう もうすぐキミに会える SUBWAY 闇の中で手招きしている 慌ててブレーキ 踵を返す本音を押し隠し 善人であろうと 倫理と欲望の間でもがく 玄関(とびら…

  • ビューティフル – ゆず

    響き合うよ 僕らは 少しずつ彩ってゆく支えたいよ いつでも 君を探してる 狂いそうになって 塞ぎ込んだってもうどんくらい 暗い 嫌 辛いや痛みは止まない 何も変わんない踏みにじられたって 奪い去られたって舌の根も乾かない 時は過ぎんだ忘却の彼方に 消えていくんだ 悲しみの中にしか 咲かない花があるから大地かき分け芽を伸ばす 光へ Beautiful 願えばBeautiful never give …

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