ももすももす

火星よ、こんにちは – ももすももす

息をして猫を出す
朝顔の種を手で蒔く

過ぎ去るオロシリアン
残喘を呪う創造に
喉を鳴らしたら

やっとまた出会えたけど
これはさよならだね
君と同じ重力の
星で浮かんだって

細い肩撫でている
君はもう
砂の城だったんだ

日が陰り目が冴える
散乱銃桃の葉の匂い

静寂を蝕む朝
僕はまだ少し悲しみに
浸っていたいから

素っ気ない態度も目も
一瞬で消えぬように
薄い影を使い
軌道を描いたんだ

波の肌生きている
風の色
秘密だらけだった

夏の空に
触れて壊れよう
服の中で
花を育てようよ

やっとまた出会えたけど
これはさよならだね
君と同じ重力の
星で浮かんだって

細い肩撫でている
君をただ愛せたら
美しい思い出や
僕を待つ
未来は変わっていた

I say hello,
My dear mars.

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