とた
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曇りの月 – とた
主役にしたいらしいな痛みとかその類が目立ちたくなんてないが君のヒロインにならなりたい 選べないからだで生まれたから選んだ君に触れたくなるのか指笛冷やかす赤い耳背中押すなよ木枯らし白く覆う溜息を攫って 曇る夜にも月は光るよ探して欲しいから隠れてしまう毛布の中でも光るよ小さな世界に差し照らす君はもう寝てるかな ずっと続くわけなんてないと幸せな時に思ってずっと続くんじゃないかと苦しい時は思った都合のいい…
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あるく – とた
石ころけとばして転がるほうに進もう行き止まりでもしゃがまないようため息連れ去る風 前髪をかき分けていくねえ今どんな顔をしている?見上げた五線譜に止まる鳥にすら聞いてしまうよ もう少し歩く思い出が袖を引くでももう少し歩く目を覚ます日に袖をまくるどこかの夕食の匂いになんか会いたくなったりでももう少し歩く理由は長くなってもあとから着いてくる すれ違い遠くなっていく行く先も知らずに比べてしまうすれ違いどう…
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片依存 – とた
依存しちゃうの辞めたいな共依存ならまだマシなのに依存しちゃうの辞めたいよ共存くらいでいたいのに ねぇねぇ愛して足りないよねぇねぇ愛して私だけねぇねぇこんなに愛しているのも多分私だけ かな 私を世間一般に当てはめないで上書き保存はできないから期間限定なら要らないなんて強がったのは私の方なのに繰り返す片依存 ねぇねぇ愛して足りないよねぇねぇ愛して私だけねぇねぇこんなに愛しているのはどうせ私だけ だね …
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Transpose – とた
まわりくどい呼吸を砕いて今はふたり 目を瞑るTranspose 連れてってどこか変わらない形のままで うるさい不協和音ばかり見つけた違う君がひとり知らないところで泣かないよう切りたい 腕より鎖 有り合わせの嘘でいい僕たちは痛み止めの顔をして騙しあいたい諦めたはずの日に君の声は聞こえてる 手錠はついたまま指切りをしよう夢を見ていよう幸せにできないならせめて傷つけないでいよう 有り合わせの嘘でいい僕達…
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薔薇の花(in the bedroom) – とた
僕のための言葉が今は痛いよバラの花も素直に受け取れなくてごめんね僕のための優しさが全部痛いよ棘もきっと無いのに振りほどく僕が憎いの 人気の新着歌詞 ブルーハワイ – とた ほら、信号の点滅で電車の速度も越えそうだ焦燥感 どうしようか湿った息が背中を走りつたう緊張は、してないよ本当は2日も前からなかなか眠りにつけない浴衣姿を想像しち 君ニ詠ム。 – とた 小説みたいな恋をしよ…
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こうかいのさき – とた
紙切れで決まる幸せとやらを惨めにも追いかけてしまう「初めはもっと」で思い返しても大体紙切れ程度の人生です 響きもしない言葉で成功体験者は語る僕は違う、人とは違う、が首を絞める 最低限度の生活でやがて全部が燃え尽きるなんて余してたガソリンを最後に使うとかごめんなんだよ 悔しいんだそれが嬉しいんだ僕がまだ上を向いているからいつの日か強く噛み締めた唇も上を向いてくれないか 紙切れで決まる幸せとやらは呆気…
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紡ぐ – とた
水溜まりに一粒落ちた雫で世界は波打ち歪んで見えた大事なものすら曇り空影隠されて下を向く いつかは摘まれてしまうのにね綺麗に花は咲いていて枯れてしまわぬようにこの歌が流れたら 空が泣くあなたが笑えるように風が歌うあなたに聞こえるように雲は揺れる私の心のように淡く、脆く、それでも強く今は歌うただ、ただあなたに届くように虹がかかりそして繋がる さよならの前に振り返り言うのお空で幸せに暮らしますって見上げ…
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カメラロール – とた
電車の隙間風 優しく頬を撫でるあなたがキスをする時触れたその手のようだった 覚えてないよふたりの部屋で聞いていた曲は歌詞が抜け落ちてあなたの下手くそな鼻歌だけ残っている カメラロールの写真には笑った顔しか残ってないのあなたが笑うと笑い返すふたりのようには戻れないのカメラロールの私にはあなたの隣がいちばん綺麗で愛してくれていたんだね今じゃもう笑い返せない 電車は過ぎていく 見慣れた駅のホームもう降り…
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せーかいせかい – とた
線がひとつ多いだけで私は反対方向に舵を取った線がひとつ多いだけで人って大きくなるし 大人になるってそういう事かな戻れないあみだくじばかりで 正解か、不正解かで決められない悩みの種は山積みになってそろそろ花が咲きそうです正解が誰かにとって間違いでも実を結ぶ日はくるでしょう? 線がひとつ多いだけで隣を歩けなくなってた線がひとつ多いだけで私も大きくなるし 大人になるってそういう事かなもし戻れても同じ道を…
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一弦 – とた
一弦切れた ちょっと張りすぎた限界なことすら気づかなかった元気なフリした ちょっと頑張りすぎた緩ませることが 許せなかった 自分が1番愛してるのが自分ならいいのに渡しすぎちゃったかな私には残っていなくてさ 掻き鳴らしたギター 物足りない音がしてここにいてもいいよ、なんて言われた気がしたんだ 一弦切れた ちょっと張りすぎた失敗作なんだって決めつけて泣いてた天才はひと握りで凡才が天才のフリしてたでも大…