がらんどうな言葉しか紡げないのは
自分に何もないことの証明なのかな
またそうやって日々の事情に戸惑ってるから
歩いてきた意味さえも分からないや
錆びついてきた後悔で泣き出しそうだな
頭上に映る星たちは煌めくのに
そりゃ完璧な理想なんて描けないから
死んでしまいたいだとか 情けないな
淡く光ってく線路の先
心を塞いでいる
「きっと
いつか僕らは星屑になって
何も信じられなくなる」
言いたいことも 言えないままで
遠く霞んでいく
今日も
六畳半で綴る散文と
静かに廻るプラネタリウム
浮ついたまま、あの空を思うだけ
青く灯った星が綺麗だった
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気味が悪い程キミが悪い意味など疾うに 収集車の淵世の声 まだ生は乞え五月蝿いと吠え 浮く彩度ゼロ視界鳥肌が立つ 独善的な優しさ、只の日和見主義社会の云う「常識」
夏、幽霊になったバス停、君を待ったちらり風鈴と喧嘩した夕の風が吹いている僕には声が無いんだ右手は頬を透いた君が振り向いた想像をずっと空に描いているなんて、我儘だ
ベットの上では 満ちた愛情リップなぞる手に 込めたアンコール芝居の答えは どこにも無い 探しても無い「きっと終わりだね」 許す番犬そっと願いは仕舞うから ねぇ雨
ねえ ねえ 話をしてよ夢の中 触れたままmake me want to cry有り触れた 幸せの意味 なんて分かんないままだ朧げな夜に 一滴の血を流す理由もなく
本能が狂い始める 追い詰められたハツカネズミ今、絶望の淵に立って 踏切へと飛び出したそう 君は友達 僕の手を掴めよそう 君は独りさ 居場所なんて無いだろ二人きり
窓、冷え切った部屋 囁いた朝 重なって 肩揃え。はみ出した足先の温度がまた消えた。等間隔の距離をまたがって行方は、張り付いた心臓の音にのせた。街、包み込んだ街灯
詰め込んだ感情を ひとつ ひとつ 殺して生み出した笑顔は 嫌い 嫌い の涙。飲み込んだ傷痕 痛い 痛い 言わないそうすればあなたは 気付かないから。君の言葉が
私たちは幼すぎて ただ触れるだけでそれでよかった分かったふり繰り返して 気付けばこんなに遠くなったまた何度もキミに恋をして 消えそうなくらい痛くなったいつの間に
与えた痛みさえ忘れるんだろうこのまま居なくなってしまうの?穏やかな春の風 桜の雨その背は遠くなってしまった、ねぇ怖いよ 笑わないで机の上に咲いた普通も希望も切り
Daphne, Ficus, Iris, Maackia,Lythrum, Myrica, Sabia, Flos拝啓僕の願いよ 未来よ 絶え間無たえまない後悔
波浪(ハロウ)僕は君の心の周回軌道上へと墜落したから春も夏も秋も冬も君との日々を思い出さぬよに君が転ばないように地球はまだ回り続けている俯いていた僕はそのスピー
何もない 何もない僕はカラカラ 音を立てて寝る何もない 何もない僕は今も僕か汚れたら 汚れた分の用済みは捨てられていく新しい物はなんだって正しいんだろう一粒が幾
ねぇ 消えていかないで 少し掠れた君の面影夜が長すぎて どうしたらいいのいつか君を忘れたら 私は空に何を歌うの眠れない夜はこうして君を想いたい飾らない日々と外見
壊れたまま眠ってた色褪せた望遠鏡もう一度 声が聴きたくて祈るように 夜空を見上げたその心が 愛した人とまた出逢って 笑えますように望遠鏡 覗いた宇宙を夢みた少年
嵐の前の日 闇夜に迷って静かに迎える 朝を待っている消えゆく月とか 枯れてく花靄夢でも見ながら 春を待っている眠らせて 夜の向こうへひらり 素敵に欠伸をしよう溶
――たとえば、もし世界が滅びて地球にふたりだけになって――あるいは、わたしが年老いあなたの名前を忘れてしまったなら……そんな時がいつか来てもずっと、ずっと愛して
あなたが纏う色は今日に相応しくただ飾らない脚が空を切る靴は凛と鳴っている私はやがて気付くように歩き出すただ木漏れ日の陰のほうを歩く取り澄ます態度で埋まらない距離