霧笛が啜(すす)り涕(な)く
海沿いのホテル
これが最後の旅と
決めたはずなのに
やめて… そんなに優しく
抱きしめないで… 別れに
うしろ髪… ひくよな
噫(ああ)… 素振りはよして……
夜明けを告げて飛ぶ
海鳥の悲鳴
愛しつかれた胸に
ひりひりといたい
あなた… 別れの乾杯
最後のグラス… 空けましょ
ありがとう… 今日まで
噫… 夢の数かず……
あなた… 私を許して
グラスの毒は… 愛なの
どなたにも… あなたを
あなたを… 渡せないから……
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それじゃネ 別れの乾杯しましょうばかだネ 毒など入っちゃいないよよそうよ よしてよいたわり芝居はおねがい 見ないでつよがり泣き笑顔独りの晩秋(あき)は 寒いでし
あなたの心が 離れてくのを 手に取るようにわかるのも二人の時間(とき)がきっとそれだけ 意味を持ってた…そうでしょう?愛は愛 変わらない 深けりゃ深いほど意地張
時の流れに 流され流れ気づけばつかれた おんながひとりいのちまでもと 溺れた恋も今では遥かな 雨降り映画あゝあの激しさは あゝあの輝きはどこへ失くして… 失くし
あきらめて……来たはずなのに燃え残る燃えつのる みれん蛍火消したくて 消せなくて雨の止り木ひりひりと……乳房をはしる淋しさを恋しさを 抱きよせれば死にたいと ふ
野あざみの夢を 見続け過ぎたわ真夜中にベルが鳴る いそいそ迎えに出る別れの言葉を 恐れる心を小走りで打ち消して いつもの笑顔見せる少し疲れているようだけど楽しい
あて名は書けど 一文字もわが名を書けぬ 恋文よ紅を落とした くちびるで閉じる悲しさ 君知らずつかの間触れた 指先に思いの丈が ほとばしる柔肌焦がす 女火の炎とど
湖は 青い香炉よたちのぼる 霧のなかからあなたの思いが こぼれて匂うそんな気がして 手にとればひとりしずかの 白い花白樺の 幹にもたれて草笛を 吹いてくれたねあ
故里を 想いださせて降りしきる 雨は絹糸帰ろうと おもいながらもいたずらに 時を見送り待つ母に わびる明け暮れ追いすがる 母をふりきり若さゆえ 棄てた故里人の世
窓ぎわの席だから私の姿に気づくはず遅れてもチケットはあなたのぶんまで買ってあるいっしょに暮らすしあわせとはなれて暮らすふしあわせいずれのあなたあなたしだいです男
雨雲がとんでゆくわと女はつぶやいた窓辺にもたれかかってもう不幸じゃないと言いたかったのさふり向けないできれば少しほほえんでもっとよく あなたを見たかったのにふり
夜へ急ぐ人が居りゃその肩 止める人も居る黙って 過ぎる人が居りゃ笑って 見てる人も居るかんかん照りの昼は怖い正体あらわす夜も怖い燃える恋程 脆(もろ)い恋あたし
明日あなたは 卒業してひとり遠くの町へ 帰ってしまう駅うらの小さな店わたしもこの店をしめて生まれた町へ 戻って行くわ花吹雪が風に……風に踊る……わたしのことなん
名前も知らない 貴方と私だのに不思議ね 胸がときめく恋はこうして 生まれるものなのねおしえて欲しい 貴方のすべてを今宵一人で歌う 貴方への歌初めて会った あの日
この両手に 花をかかえてあの日あなたの部屋を たずねた窓をあけた 日ざしの中であなたは 笑って迎えた手をつなぎ ほほ寄せてくり返す 愛のくらし花は枯れて 冬がき
五番街へ行ったならば マリーの家へ行きどんなくらししているのか 見て来てほしい五番街は古い町で 昔からの人がきっと住んでいると思う たずねてほしいマリーという娘
泣けた 泣けたこらえきれずに 泣けたっけあの娘と別れた 哀しさに山のかけすも 鳴いていた一本杉の 石の地蔵さんのよ村はずれ遠い 遠い想い出しても 遠い空必ず東京
吹けば飛ぶよな 将棋の駒に賭けた命を 笑わば笑えうまれ浪花の 八百八橋月も知ってる 俺らの意気地あの手この手の 思案を胸にやぶれ長屋で 今年も暮れた愚痴も言わず
春には 柿の花が咲き秋には 柿の実が熟れる柿の木坂は 駅まで三里思いだすなァ ふる里のヨ乗合バスの 悲しい別れ春には 青いめじろ追い秋には 赤いとんぼとり柿の木
新宿は 西口の間口五尺の ぽん太の店がとうとうつぶれて 泣いてるヒロ子三畳一間で よかったらついておいでよ ぼくんちに東京は 広いから親も故郷も 知らない人がヒ
遠き別れに たえかねてこの高殿に 登るかな悲しむなかれ 我が友よ旅の衣を ととのえよ別れといえば 昔よりこの人の世の 常なるを流るる水を 眺むれば夢恥かしき 涙