しのづかまゆみ

題名のない物語 – しのづかまゆみ

私が死んだら 港へ捨てて
みんなで手をふり おくっておくれ
くちぐせみたいに いってたあの娘が
くちぐせ通りに なってしまったよ

キャンドルともして ギターをひいて
陽気なあの歌 泣き泣き歌ったよ
はたちの間のある あの娘が何故に
みんなは口々 つぶやいていたよ

私が死んだら 便りも出さず
みんなでひっそり しのんでおくれ
きげんのいい日の ジョークのつもりが
マジメな話に なってしまったよ
ボリュウムいっぱい レコードかけて
狂ったみたいに さわいで踊ったよ
はたちに間のある あの娘が何故に
何日たっても 考えていたよ

キャンドルともして ギターをひいて
陽気なあの歌 泣き泣き歌ったよ
はたちの間のある あの娘が何故に
みんなは口々 つぶやいていたよ

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