しいの乙吉

愛しき人生 – しいの乙吉

花が咲き 花が散る
風の吹くまま 放浪(さすら)って
夢をみて 夢破れ
人の言葉に 傷ついて
たった一度の 愛しき人生
不器用 丸出し 生きてゆく
哀しみも ぬくもりも
この世の華さ 夢をみる

恋に泣き 愛に生き
心 抱きしめ 慰める
酒を飲み 酒に酔い
掴みきれない 夢を追い
たった一度の 愛しき人生
不器用 丸出し 生きてゆく
めぐり逢い くりかえし
この世の華さ 夢をみる

たった一度の 愛しき人生
不器用 丸出し 生きてゆく
哀しみも ぬくもりも
この世の華さ 夢をみる

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陽のあたる坂道 – しいの乙吉

心のポケット 手探りしたら綻ろんで穴が あいたままぬくもりさえも 想い出さえもどこかに こぼれて 探せない倖せ不幸 くりかえし人は皆誰でも 愛に生かされてあなた

大阪の街に雪が降る – しいの乙吉

大阪の街に 雪が降る哀しみ色の 雪が降る御堂筋 二人肩ならべ思い出すべて 雪の中あんたにあげた 愛は迷い人泣いても 怒っても 時はかえらない大阪の街に 雪が降る

奄美の空の下で – しいの乙吉

風に心が あるのでしょうか海に心が あるのでしょうか夢の橋を渡ってこの島へ きてみたけれど愛しては いけない人でした愛しては いけない恋でした奄美の空は 青かっ

男と女の舟唄 – しいの乙吉

おんなの川には 舟はない月の鏡で 髪梳(と)かし紅をひく 影おとす口説き文句を 忘れたか俺の呼ぶ声 忘れたか…出てこい 出てこい 舟に乗れどうせこの世は 波まく

しあわせの灯 – しいの乙吉

あなたを初めて 真っすぐみたよ綺麗な瞳(め)をして いたんだねこんな近くに いたのに気づかずホントに馬鹿な 男だろ笑ってごまかす 歳はもう過ぎた長いようでも 短

グッバイラブをあなたに – しいの乙吉

グッバイ ラブ この手をはなしてグッバイ ラブ 夢から覚めたのどこかでおとした 倖せを他人(ひと)のせいには したくないけど最後と決めてた 恋でしたそれほどあな

居酒屋ガード下 – しいの乙吉

ガタゴト ガタゴト 電車が通るたび淋しさひとつ 置いてゆく見知らぬ人と 袖すり合うのも何かの縁さ 居酒屋ガード下今夜の愚痴は 今夜のうちに酒といっしょに 腹の底

蛍火 – しいの乙吉

夢をみました あの夜から恋に焦がれる 蛍ですたとえこの恋 傷ついて心壊れて 泣こうともあなたの笑顔 夢のゆりかご儚く消える 蛍火でいいの倖せなんて 望まないあな

夜明け前 – しいの乙吉

どれだけあなたを 愛したかどれだけ心を 痛めたか花と生まれた 綺麗な時をあなたと暮らして みたかった愛に溺れて 愛に背かれ心寒ざむ 夜明け前清らに咲いた 花でさ

津軽海峡 – しいの乙吉

この海を越えたなら あなたに逢える雪が舞う カモメ啼く 津軽海峡口説き文句の ぬくもりだけで心をだまし ひと冬耐えたあの桟橋で 両手を広げ迎えてくれる 夢を見た

さだめ… – しいの乙吉

この川を 越えたなら 二度と戻れない雨が降る 風が鳴る 誰かが怒るあなた あなた この手をひいて闇夜も 月夜も 離さないでね裏切られても わたし悔いはないいいで

紙風船 – しいの乙吉

あんたの空を 飛びたかったよ翼に陽差しを 浴びたかったよ夢ならひとつ 胸のポケットあんたと云う名の 宝もの生まれついての お人好しには恨むことなど 出来なかった

あなたと歩きたい – しいの乙吉

長いようでも 過ぎてしまえば短く思う それが人生人は誰でも 何かを忘れ心をさぐる それが人生雨降れば 雨に酔い風吹けば 風に酔うあなたとめぐり逢い あなたと愛し

傷あと – しいの乙吉

愛したの 愛したの他の誰より 愛したの抱きしめて 抱きしめてふるえる心を 抱きしめて人は誰でも 恋して傷つきその傷あとを いやすためまた 恋をするあの人と あの

ありがとう – しいの乙吉

ひとつしかない 命ならあなたと 生きてみたい笑顔絶やさず 暮してみたいいつか年をとって願い事 三っつくらい 叶えられれば幸福(しあわせ)だったと 思うから雨の日

ブルースあおもり – しいの乙吉

お前に昔が あるように俺にも昔が あるんだよおなじ月見て 風に吹かれて泣いたことも 何度かはこの町で 夢を拾ってこの町で 泣いたり笑ったりあーあおもり恋しさに 

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