遠い街のビルの灯りまた一つ雨に滲む
指先でなぞれば形を無くしていく真夜中
遠ざかるサイレン、冷たい窓越し、眺めた
薄明かりの中で君に抱きしめられた瞬間
ぽっかり空いていた穴が埋められていく気がした
本当は君の形にまた穴が空いただけだった
知らない誰かの命が思ったより遠い証拠に
朝のニュース速報を胃に流し込んで生きてる
愛せないほど変わっていく人のことを
愛したいと願う、こんな僕を笑わないでおくれ。
朝になればこんな気持ち全て消してしまえる
何も無かった様に、笑って生きていくんだ
遠ざかる背中を何も出来ぬまま、眺めた
冷たい誰かの言葉が思ったより痛い証拠に
あの時のことを今でも根に持ってる
愛していても変わっていく人の心
愛せないと嘆く、それは今日で辞めよう、って誓う
薄明かりの中で蹲った自分の身体
抱きしめてあげられるのはもう自分だけなんだ
だからあの夜、引き止めて泣いて縋れば、良かった?
君のことは寂しい夜に優しいから好きなんだと
思っていたけどどうやら、違うみたいだ
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