さとうのぶひこ

マホロバ – さとうのぶひこ

ありふれた話でしょう 初恋は
治りかけの風邪でしょう 夢恋いは
走り出す朝 くちびるが
なめらかに問いかけても
足元しか見えない 眩しくて見れない
閉ざした扉開けたい 君想い

遠く過ぎ去るのでしょう 夏恋いは
帰り道無いのでしょう 待つ恋いは
人混みの中 笑う背中
マホロバ 青春の日々
僕らならんで座り バスは過去にユラリ
約束などないけれど ねがいぶみ

めぐり逢いは奇跡でしょう
別れてまた素適でしょう
不思議でしょう
いつものことでしょう

重ねられたのでしょう 君の恋
包む愛のなのでしょう 麗しい
息苦しくて 会いたくて
泥だらけのボール追い

僕らならんで座り 君は横でフワリ
心で君を呼んだ 空を見て

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再開 – さとうのぶひこ

やり直せるよ 今なら 漕ぎ出してみようかやり直せるよ 今なら とにかく港に来たんだやり直せるよ 今なら 帆をあげてみようかやり直そうよ 今から つまり探しに行こ

君にそう言う – さとうのぶひこ

見覚えがある きみ きみキラめいていた きみ きみ思いのままにはじける きみ きみ満ち溢れてた きみ きみ夢にしがみついて夢を飾り付けて夢に落書きして夢を上書き

よあけまえ – さとうのぶひこ

風の便りが今更ながらの様にローコードで 紡ぎ出して少年の歌 映す‥‥旅立つ 夜明けに向かい旅立つ 夜明けに向かい燃ゆる 地平を行く瞳、景色はあの日を逆なでするモ

届け! – さとうのぶひこ

どんなに どんなに 離れてもどんなに どんなに 避けてみてもどんなに どんなに 隠してもどんなに どんなに 逃げてもどんなに どんなに だましてもどんなに どん

涙じゃない – さとうのぶひこ

滲んだ空の色が 僕の心を癒すどこか似ているのだろ 『素直』じゃない冷めたセリフみたいだ 心とは裏腹の言葉でしか愛せない 車道に投げて、隠す視線は‥涙じゃない 迷

静かに眠れ – さとうのぶひこ

青かった時代は何もかもみな 眩しかった等身大以上の夢ばっか求め 走り抜けた2人で見てた未来いつしか漫ろ酒に溺れた俺に背中であばよと過ぎ去った日のページ破り投げ捨

あの日見たままの空 – さとうのぶひこ

ただひとつだけの 明日を探し求めて 走って“愛”と呼べるものは、心で紡ぎ織り成す“歌声”彼方まで、奏でようあなたまで、届くまで‥そう、ありのままの 願いを込めた

タワー – さとうのぶひこ

めざす場所はまだ 駆け上がる途中落ちてゆく要らないものこんな場所じゃない 戻ろうとしたら道はなく彷徨う日々空を刺すタワー 目に映るすべてに 浮き上がる僕がいる背

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