ホテルの屋根に降る雪は
過ぎしその手か、囁きか
ふかふか煙突煙(けむ)吐いて、
赤い火の粉も刎(は)ね上る。
今夜み空はまつ暗で、
暗い空から降る雪は……
ほんに別れたあのをんな、
いまごろどうしてゐるのやら。
ほんにわかれたあのをんな、
いまに帰ってくるのやら
徐(しづ)かに私は酒のんで
悔と悔とに身もそぞろ。
しづかにしづかに酒のんで
いとしおもひにそそらるる……
ホテルの屋根に降る雪は
過ぎしその手か、囁きか
ふかふか煙突煙吐いて、
赤い火の粉も刎ね上る。
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さようなら女の子 キスのうまい女の子もうすこしこうしていたいけどふたりでねむっているうちに春はどこかにいっちゃったさよなら女の子 きれいな胸の女の子お礼にバラを
とりもどした温かさに貧しい木造りの椅子を置こう光を浴びながら椅子はまぶしそうだその椅子にはゆきずりの女が座るんじゃないショールより温かくきみが座るんだきみが座る
雨の ひるさがりにぼんやり 外を見てたらしずくがバラの 紅い花びらにしだいに大きく ふくらんで来てキラッと光って 落ちていった雨のあがったあと何となく 街へ出て
一人の女をだめにした 一人の男の日暮れ時煙草つけても すぐ消える後姿のやぶれうた日本せまいぞ ラリパッパタンナタラリヤ ラリパッパ一人の男をだめにした 一人の女
思い出すのはよして私の声を歌を思い出すのはよして私の涙を笑いをもう私は あなたのものじゃないあなたが愛を止めた時私の愛も止ったの思い出すのはよして私のものだった
夜の静けさがある 薄紫の光がある酔っていようあなたの心の奥の芯に僕の言葉がぶつかってこつんと小さな音をたてるそのかすかな響きが 部屋の中を遊んでいる夜のほほえみ
ひとりぼっちってなあに可愛いい三つの女の子がいうそっとその子を抱き上げてきっとボクみたいさそれでも又聞いたひとりぼっちって何わかることならおしえてあげたいあの山
野火止めの杜の境内平林寺都会景色から一日だけの逃避行君ときたら向かいの茶屋の風のような気まぐれお客歩き疲れた陽時計は木々の梢の影絵です夕暮れの原を野鳥の影奔り僕
鳩笛は 日の昏の音色しのび寄る 冬のあしおと鳩笛に なき友をおもう岩木山 雨にけむる日鳩笛をくちびるにあてる思い出は 雲とながれて鳩笛に 涙する人よ君もまた 津
もうあきてしまった もうあきてしまったバラのつぼみは 咲かずに散ったお前と話すことさえももうあきてしまった もうあきてしまった窓のカーテン 黙ってゆれて沈みかけ
男の心は海の広さ 女の心は海の青さ海が荒れれば 心が燃える 海と男と女のブルース捨てても 捨てられても うらみっこ無しさ女の胸はおいらの寝ぐらさ 長居は出来ない
今夜もあの男は 帰って来ない束の間の愛を 拾っては捨てて彷徨う男の 後姿暗い夜の街に あの男は何を見つめているのか過ぎた日々の夢それとも癒えない寂しさなのか私の
飢えた小羊が一匹行く砂漠を灼けた砂漠をもうずっと歩いて来たので何も持ってはいない飢えた小羊が一匹行くあなたのもとへとあなたはもう そこには居ない何故それが分るの
どうして あの日 ふたりは出会ったの人恋しい 人恋しいと 風の鳴る中でどうして あの日 ふたりは 見つめあったの人生の切なさを 見たことのある瞳で出会いは突然
愛はいつも束の間 このまま眠ったら二人 これから ずっと はぐれてしまいそう明日あなたのうでの中で 笑う私がいるでしょうか秋は木立ちをぬけて 今夜遠く旅立つ夜明
緑おりなす 草原の風 あなたの髪を 櫛けずってゆく果てしない海 わだつみの中 白い小舟は二人を乗せて青い海面を すべってゆくよオリーブの葉は 風とたわむれ 白い