役者頭巾(ずきん)の 濃(こい)むらさきに
そっと隠した 男の涙
どうせこの世が お芝居ならば
河原千鳥よ 何を啼く
楽屋鏡に浮んで 消える
幼馴染の おもかげいとし
仇な仕種(しぐさ)に 身はやつしても
うそに情が かけらりょか
茶屋のともしび 夜風にゆれて
ひとり思えば せつないこころ
浮名ばかりに 影さえ細る
あわれ坂田の藤十郎
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風の小六は 泣かぬぞえ泣いたとて 泣いたとて明日の 明日の天気が 変ろぞえやんれ やんれ やんれさ風の小六は 泣かぬぞえ泣いたとて 泣いたとて白い 白いまんまが
おおい どしたい元気かいネオンまたたく 街角はうれし涙の わくところ吹けば 飛ぶ飛ぶ飛ぶよな 仲間なら誰が離さりょ この腕(かいな)僕もやるから 君もやれポルカ
今日かぎり 泣いた日に さよならしたら愛という 大切な 荷物をまとめ明日への 明日への 汽車に乗ろうよ愛ひとつあればいい好きなのはお前だけ二人して 旅に発つ 夢
だまってそばに いるだけで花の匂いの するひとよ前髪風に ふさふさと君 なに憶う から松の林の径に 木もれ陽淡くさびしいときに いつもきて肩にしみじみ ふれた手
赤く咲いても 涙の花は日昏(ぐ)れの丘の 曼珠沙華誰れも知らない 寂しいこころ風にふるえて ああ しのび泣く君と手を取り 歩いた道もひとりで行けば 影かなし濡れ
“オーイ 中村君”アイヨ何だい 三郎君僕と君との 仲だもの逃げる公算(つもり)は ないけれど家で女房が 今頃はさぞや帰りを 待つだろう思や 思や心も あゝうわの
銀座は雨も 虹の色溶けたネオンを 踏んで行こ小さい傘が 只ひとつ世界は 僕とあなただけあゝ ワンダフル ワンダフル東京東京ナイト六区の空が 映ってる隅田パークの
男わらじを 涙ではけばまたもひと吹き 小夜(さよ)あらし仇(あだ)な仁義に 生命(いのち)をかけたこれがやくざの 泣き笑いあばれ月代(さかやき) 情(なさけ)が
君と僕とは 街角で出逢った不思議な 縁なんだ雲に誘われ はるばるとやって来ました この丘へ風もみどりの 甘い風歌およ二人の 若い歌ヤィヤィヤィヤーイヤヤ ヤヤー
涙かくした 三角帽子そっとのぞくは プラタナス町のピエロの 哀しい胸を知っているのは知っているのは 空ばかり雨のペーブで 拾った恋も消えてはかない 虹の恋残る思
縞(しま)のお召(めし)に 西陣しめて枠じゃないかえ おりくさん徳利片手に 愛嬌まけばさわぐ筈だよ 与太さんがサ サエ 港町酔えばほんのり 目元が千両味があるぞ
バック・ミラーに 映った月が泣くのおよしと 揺れている運ちゃん 運ちゃんと呼ばれりゃオーケーと答えて しがない俺さだけどジャンバーの この胸にゃ夢がちょっぴり
ハァー 花の葛飾 柴又生まれ味も自慢の 草だんご顔は四角で 心は丸い細い目もとの お人好し ソレ(トコ フーテン人生は寅さん音頭で ドンと行け)ハァー つらいつ
おーい 中村君ちょいとまちたまえいかに新婚 ほやほやだとて伝書鳩でも あるまいものを昔なじみの 二人じゃないかたまにゃつきあえいいじゃないか 中村君おーい 中村
白樺そよぐ 山かげの丘の細道 どこまでつづくああ君恋し 思い出のあの日につづく この道悲し夕月あわく 浮かぶ頃青い湖 なぜ目にしみるああ君恋し 君去りて面影ばか
風の吹きよで 生まれた恋が風の吹きよで 消えたとてそれが浮世と 言うものさよせよ センチな泣きごとなどは肩を叩いて なアおい唄おじゃないか空を旅する あの雲でさ
丘にのぼりて 黄昏の山に向かえば ふるさと恋しああ いつの日かえるこの身やら心にしみる 遠い星青いすすきの 穂を抜いてかめば苦いよ ふるさと恋しああ 嫁ぐと聞い