篠原美也子

夢を見ていた – 篠原美也子

ちょっとばかりいい気になって はしゃぎすぎていたみたい
優しくされて その気になって張り切りすぎてバカみたい
「大丈夫だよ きみはきっと」何度も何度も頷いて
その上笑顔まで見せるなんて愛想が尽きるお人好し

こんな夜に似合う言葉など多分ひとつも無い
ドラマのように気の利いたセリフなんて言えやしない
このドアを閉めさえすれば このドアを閉めてしまえば

よくあることね どこにでもあるほんのささいな出来事ね
あなたも少し私も少し カン違い間違いすれ違い
タイミングよねこういうのは運も結構あるのよね
そのシャツやっと着てくれたね 3日遅れたプレゼント

こんな夜は優しいだけの無邪気な友達に
会いに行こう たわいのない噂話でもしよう
この夜が明けさえすれば この夜が明けてしまえば

夢を見ていた 夢を見ていた
覚めてゆくことなど思いもせずに 夢を見ていた

夢中になって話したこと次に会えば忘れられてた
ダイヤルしても留守番電話 乾いた声が答えるだけ
仕事だから忙しいから仕方なかった そうだよね
最後にひとつだけ聞かせてよ あたしあなたの何だった?

こんな夜は少しぬる目のお湯につかいながら
口ずさむよ「from bath-room with my love」
この恋はシャボンの泡ね 揺れて光って弾けて消えた

それでも好きで すごく好きで ふたりでやって行きたくて
すねたりしたし ふくれてもみた だけど責めたことは無かった
いっそもっとわがまま言って困らせた方がよかったの?
いやだ 涙 どうして泣くの 悲しいから? 悔しいから?
いいえ 楽しすぎたから

夢を見ていた 夢を見ていた
覚めてゆくことなど思いもせずに
夢を見ていた 夢を見ていた
悔やむことなどない 夢を見ていた

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