篠原美也子

同じ様に朝が – 篠原美也子

生まれてきたのはきっと時の流れの気まぐれで
特にそれらしい理由なんてひとつもなかったはずだけど
生まれてきたくて生まれてきたんじゃないとほざいたあいつは
すべての悲しみにそう言って言い訳をするのだろうか
生まれてきたことが痛みだけにしか思えない夜には
ごろりと寝転べば 何の飾りもないただの命になった気がする

金で太った政治家にも死にかけてる野良猫にも
同じ様に同じ様に朝は与えられる

God bless you 夜明けは何ひとつ
God bless you 待ってはくれない

生きてることはきっと時の流れのいたずらで
多分命を守るすべなどひとつも心得ちゃいない
生きてることは くだらなくてつまらなくてだけどいとしい
同じと知ってても尽きせぬ明日への恋心 抱きしめて眠るのさ

金で太った政治家にも死にかけてる野良猫にも
同じ様に同じ様に朝は与えられる

God bless you 夜明けは何ひとつ
God bless you 待ってはくれない

ガードレールに腰かけてテールランプを観ているLonely boy
行方知れずの恋やあきらめたままの夢が
ぐるぐる頭を回り出す ずきずき胸が痛み出す
世界で一番卑怯者 その風に自分を責めるけど
同じ様に同じ様に朝は与えられる

God bless you―――

人気の新着歌詞

青 – 篠原美也子

言葉にできず 形にならずだから余計に胸を揺さぶってるきみでなくちゃ あなたでなくちゃもしも そんな風に思い合えたらいい治り切らない風邪のように届かぬ恋は微熱 瞳

愛している – 篠原美也子

長い夢のその後ではすべて移ろいやすい時代の気まぐれ気付いていた 本当はとっくに追い越す背中を見つめながら長い夢のその中ではすべてはひとつの朝につながるものだと信

Passing – 篠原美也子

ひとりでいたらきっと泣いてしまうこんな気持ちのままじゃ帰れない言葉に出来ないくらい切ない思いに胸がざわめいてほんのわずかな仕草に望みつないで次に会える日 指折り

Keeping my step – 篠原美也子

いつものように夜は明けてゆき目覚めるのは昨日までと同じ私服を選び 化粧をして駅へ続く道を急いでゆく追いたてるように過ぎ去ってゆく時の中で古い夢など忘れ果て悲しく

Everything – 篠原美也子

思い出してみればどんな時でもふと気が付くとあなたのこと考えていた雨の日も風がたたく夜もこみあげてくるあなたの面影抱いて眠ってたひとを好きになれば 誰でも同じ目に

Time is ripe – 篠原美也子

思い焦がれた挙句(あげく)の恋は どちらが悪いのかさえ解らないまま水に映った景色のように無邪気な小石にはかなく崩れたいつも放り出されていたから淋しくなんかはなか

夢を見ていた – 篠原美也子

ちょっとばかりいい気になって はしゃぎすぎていたみたい優しくされて その気になって張り切りすぎてバカみたい「大丈夫だよ きみはきっと」何度も何度も頷いてその上笑

心のゆくえ – 篠原美也子

今日も明日もずっとずっと生涯かけて問いかけるたとえ気に染まぬなりわいの中でも 誰より高く空見ていても明日を明日を待つ理由(わけ)を 明日に魅かれる心のゆくえをど

ジレンマ – 篠原美也子

一日中ぼんやりとテレビばかりを眺めてた世の中はあれこれと辻褄合わせのパレード深い椅子の中から正義の味方が叫んでる君の為 君の為命さえも賭けるとわめいてる走ったこ

ありふれたグレイ – 篠原美也子

はやりの服は好きじゃなくてわざと知らんふりで歩いた立ち向かうこと それが勇気信じることはたやすいから燃えるような赤に憧れて声を嗄らして叫んでみたけど燃え残る思い

ひとり – 篠原美也子

何をしても誰かに似ているようでなぜか不安でどこへ行ってもうまく話せない気がしてすこし恐くて人込みをさけて歩けばどこか淋しいないものねだりの恋いつもくり返す汗をか

Back to top button