百円音盤
ピアスの月 – 百円音盤
透明な泡が揺れて
ベランダに触れて消えた
物語が終われないまま
真面目にも飽きてきて
左耳二つ開けた
夢で見た絵描きのように
躊躇いも冷たさも綺麗なモノで抱きしめて
切なさも喜びも斑な夜は満月のせい
言い訳を破り捨てて
飛び出してみればいいの
夢を見る少女のように
羽ばたきを願うならあなたの声で響かせて
愛されて生きてきて身体の全部に流れてる
躊躇いも冷たさも綺麗なモノで抱きしめて
切なさも喜びも斑な夜は満月のせい
透明な泡が揺れて
ベランダに触れて消えた
物語が終われないまま
真面目にも飽きてきて
左耳二つ開けた
夢で見た絵描きのように
躊躇いも冷たさも綺麗なモノで抱きしめて
切なさも喜びも斑な夜は満月のせい
言い訳を破り捨てて
飛び出してみればいいの
夢を見る少女のように
羽ばたきを願うならあなたの声で響かせて
愛されて生きてきて身体の全部に流れてる
躊躇いも冷たさも綺麗なモノで抱きしめて
切なさも喜びも斑な夜は満月のせい
狭い歩幅で探り合ってハートを辿って古いアニメの歌で火灯してゆくの瞼の色に合わせたスカートが靡く間君が弾ける言葉を探していたんだどんなあたしがいい何も知らないでも
あの子が初めて吊革に届いた頃誰かがこの街を出て行きたかった頃天井の向こうのパノラマの妄想を君にだけ見せてしまうの放課後の小さな部屋の中あれは恋愛のすべて僕らはま
おとぎであっても宵かがり時代巡ればレトロ増えるばかりいっそ裸で過ごそうなんて飾りやおまけは欲しくないさらば弱気が手癖の卓の向こうなんせ、いつでも新しく見えれば今
指で描いた憧れはあやふやで生温い風に飛び乗ってしまうの水溜まり踏み込んだ真っ白な靴はもう底が擦り減ってしまった醒めない 醒めない 醒めない夢の中今もまだ屋上で響