生活の設計
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君に起こりますように – 生活の設計
僕が君に出会ったのは3月の真ん中のこと堂々巡りの果てで 見つけられた宝物 外は風切る寒晴 春を待つ動物たちと今日の日のこと ずっと覚えていたい僕だけ こういう気持ちが永遠にありゃいいのに僕は日々 忙しさにかまけて 君のこと考えない日もあるの喧嘩もするでしょう それでもいつか大人になってしまうようなそんな時が来るまですべてを渡したい 僕が君に出会ったのは3月の真ん中のこと東京都心の空は晴れて過ごしや…
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小東京 – 生活の設計
ひとりぼっちで考えてたことは とても寂しい理想論だよ先生もわからない 母さんもわからない 工事現場は小さな宇宙 ひどいよ 楽園行きのバス 僕らを置いてさっき出たってそれならもういいじゃん ここで遊ぼうじゃん いつもの顔しかいないけど 弾け飛ぶ君の若さでこの暗い国を救って情熱の使い道ならとっくにわかってるはずさ 僕らの住む小さな街は嫌なことがたくさんあるけど何てことない場所からみる空の色 すごく綺麗…
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ポモドーロ – 生活の設計
ちょっと待って 早すぎるってまだ何も返せてないローラーコースター並んで乗った写真はまだ残ってる ふさわしい言葉探してもどれも違ういつか行こうって言ってたローマ 気味悪いって言われたっていいさ抱きしめたい 今日だけはね 残された時間は長くはない だから楽しもううまいポモドーロが待ってるぞ予定合わせ休みをとりましょう 誰かは知らないけど教えてくれてありがとう終わりがあるってこと 人気の新着歌詞 海辺の…
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街とダンサー – 生活の設計
裏路地のおじさんはいつでも 猫と話をしているまばたきの一瞬で物語は佳境へと進んでしまったね どんな風にあの頃空を飛んでいたのかをいつの間に 忘れちゃったな 泣きそうさ しかめつらでもいいよ 帰り道はでかい音で音楽を聴くよ そして 角曲がり誰にもみられない場所でダンスを踊る 君はその時間だけなんの邪魔も受けぬダンサー燃える森は街を肥やすわ おやすみ明日も朝早いから 昔の手紙 読んだらこの場所から消え…
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タイニー・シャイニー – 生活の設計
冴えない夜 何にもすることないこんな時間昨日の夢 なんか嫌な感じ 眠れない そんな時は棚から二、三枚選ぶのなるべく泣けるやつ 来週からちょっと忙しい 憂鬱な感じ“気が乗らないことから逃げたい”じゃ街に住めない こんな時は誰かが歌ってくれないか少しだけ浮けるような i’m on the top of the world まで言わないさささやかで良いから楽しくさせて何十年前の誰かの恋のメロ…
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最近どうなの – 生活の設計
最近どうなの仕事は順調?可愛い彼女元気にしてるの 最近どうなの気持ちがふと落ち込むこともたまにある そんなとこだよ 季節は巡り気に入ってたものもそうじゃなくなって地下鉄の座席 終点なのに降りずに何を待っているんだ 大事なこと どうでもいいこと混じり合う渚のような時間が僕らに与えられたなら とっても素敵なこと 最近どうなの仕事は順調?いつかの彼も別の街に住んでるよ 最近どうなの商売繁盛?やめたいこと…
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雨の匂いはメッセージ – 生活の設計
街路樹の影で二人はおぼろげな未来を撫でていた急行列車 乗れなくても平気だった 性懲りも無くこの街は想い出たちを映したがりで幾千回目 の再放送を眺めて 静かな痛みの季節がわずかな胸の隙間に居座り始めたことにも気づかない僕はカーブを曲がる君の背中を追えずにいた 街灯の下 雨はまだ上がらぬ予報だった二人分の傘が行き場をなくしたまま踊り始めた三拍子の会話 相変わらず君は優しいな とても真夜中 香り立つ雨の…
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春にして君を離れ – 生活の設計
相槌うつ声さえも 逃したくないほど空が白んでくまで君の声 2つしかない耳で集めた 改札でしたバイバイが最後の背中だった「これからを生きていくエネルギーがあなたと共にあってくれるように」 いつからか触れ合わなくなった手と手は行方が分からずそれぞれのあたたかさを いま探しにいった この先どこかの街でそっと 思い出すときがきっと来るだろう澄んだ心 震えさせて その時はただ泣きじゃくって壊れたままのハート…
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昼に起きれば – 生活の設計
昼間を過ぎて目覚め あついお茶を点てる誰もが自分の思い通り いくと疑わぬ 戯れのお喋りの一つでさえ許されぬ場所ですれ違う人の顔よく見れば 生まれた街を浮かべ憂いているの こぬか雨はもう止み 出かける支度を快速列車は見送り 鈍行で向かおう 不揃いのスマイルを持ってお揃いの悲しみ持って確かめたい あなたのこと今はゆっくりでも足を前に出せれば 放たれた街はもう人熱れで摩天楼の汗が滴り落ちる 夕方と夜の間…
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キャロライン – 生活の設計
陽のあたらぬ場所まで逃げ込んでもどこまでもついてくる46億フィートのベイベー この街のムードじゃ僕らはなんか出会える気がしないや 熱がいつまでも下がらない私とまともだけが売りの君とで居ようよ この国のムードは近頃なんか我慢ならないわ 長い髪を切れば何か変わるかしらあなたの取り柄は美しいハート だけどちょっと馬鹿 月明かりの下で退屈そうな君を僕はずっと見てたらなんだか急に踊りたくなった この街はいつ…