永山尚太
今日の風 – 永山尚太
夕日が染めるアダンの木
母に手を引かれた帰り道
幼き日感じた手の温もりよ
そんな日のこと 想い出す
今日の風
遠くに響く祭の音
浴衣姿のあの娘の背中
遠く見つめた恋心よ
そんな日のこと 想い出す
今日の風
ほのかに香る九年母の木
ほほを伝う涙のしずく
儚き恋の甘酸っぱさよ
そんな日のこと 想い出す
今日の風
潮風薫る白い砂浜
まだ見ぬ明日への輝きを
幾重に浮かべた海の広さよ
そんな日のこと 想い出す
今日の風
夕日が染めるアダンの木
母に手を引かれた帰り道
幼き日感じた手の温もりよ
そんな日のこと 想い出す
今日の風
遠くに響く祭の音
浴衣姿のあの娘の背中
遠く見つめた恋心よ
そんな日のこと 想い出す
今日の風
ほのかに香る九年母の木
ほほを伝う涙のしずく
儚き恋の甘酸っぱさよ
そんな日のこと 想い出す
今日の風
潮風薫る白い砂浜
まだ見ぬ明日への輝きを
幾重に浮かべた海の広さよ
そんな日のこと 想い出す
今日の風
マタハリヌ 空よマタハリヌ 波の音よ太陽ぬ花いつも胸に抱いて 歩いて行こうひとりぼっちだと思い込んだ夕暮れ浜へと続く道を行くあてなく 歩いていた涙ほほを伝いくじ
あなたの優しさに気づくまでどれだけ遠まわりしたんだろうあなたの大きさに触れるまでどれだけの時が過ぎただろう近すぎて 見えなくて ただあなたは笑ってたいつの日も
悲しみこらえたら 息が詰まってしまうよこぼれた涙は 荒れ果てた土を潤す誰かがそう言ってた 慰める訳もなく優しさに溢れた 季節がまた ここにやってきたみたいだ風揺
あれから何度 夜を越えて確かなものを見つけようとしたぼくらはいつも そのままでいられる事を 望んでいた不意に消えた光に 取り残されたままでこんな想いが 空を舞う