朝4時

  • ブルーアウト – 朝4時

    白い息を吐く たばこの煙かわからなくなった覚えているのは 苦い香りだけ あなたがいなくなってしまうならいっそ消えてしまえばいいだろう曇る眼鏡のおかげで前が見えないなあたためてもらうためにわざと忘れていった僕を抱きしめてまた笑って 震える手を握る僕を探すあなたはもういないな なんてことはわかってる はずなのに白くぼやける視界であなたを探す、今 あなたが初めて手に取るたばこ僕は見て見ぬふりをするから煙…

  • 春に泳ぐ – 朝4時

    さあ、行こう 得意げな顔で明るい歌も歌えない そんな気持ちは置いて毎日シワのついたシャツを着てる君のことを真似して繕った笑顔で泳いでみるの 物足りない大人になるんだろうなしょうもない死に方するかもしれないなろくでもないままの僕でいいだろうか今も似合うよ、よく似合うけど 春を先取りした僕は出遅れて君と同じ夏を見つけられないみたい青い春ばっか気にして夏の雲追えなかったのでも変われそうにないから等身大で…

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