平林純
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エンドロール – 平林純
いつか自慢してもらえるように私は私を諦めません いつか自慢してもらえるかな同じ会社で働いてたって いつか自慢してくださいその時は酒癖の悪い女だったと言って笑って、さようなら お世話になりました今日まで、本当に コピーすらまともに取れなくてごめんなさい 最初で最後のOLさんでいれたのはここにいるみんなの優しさのお陰です ありがとう、ありがとう何回言っても足りません ありがとう、ありがとうどうかお元気…
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愛しているよ – 平林純
「誰も産んでなんて頼んでない次に親が選べるのなら 私はあなたのことなんか選ばない生まれてこなきゃよかった」そういって飛び出した 朝方帰ると 置き手紙と冷えたおにぎり「何時に帰ってくるの?」「もう放っといてよ」のあとの言葉息が苦しくなった 「生きてるだけでいい 本当はそう思ってる」大事なもの失くした二十歳の私にあなたが言う「親なんてそんなもんよ」って笑うあなたを見つめ私は思うの どうか あなた幸せに…
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恋する私は美しい – 平林純
奇跡が起こる瞬間は意外と普通だったり隣に君がいることも 奇跡だったりするのかな誰かを好きになるなんて少し呆れてしまうけどどれが本当の私なの これが本当の私だよ あぁもうやだ、辞めたいなって 思ってからが本番です今日も笑われっぱなしだったよまぁでもまだこれからだって 諦めの悪い私になってあなたに会いにいくから待っててね 幸せって当たり前の陰に隠れているもんだよ心から好きだなって思えるようなあなただか…