小川たける
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オリソグン~愚か者~ – 小川たける
乾杯もせずふたり なじみのホテルのバーきみの冷めた瞳がワインに映り込む「もうおしまい 別れてほしい」遊び上手なオンナの台詞惚れたもん負けだから 分かった別れてやるよクロナ クロナ クロナ クロナチョグム チョグム チョグム チョグム涙流すかもしれないチョルマル チョルマル チョルマル チョルマルシロヨ シロヨ シロヨ シロヨ離れたくはない 強がって別れるなんてオリソグン サラミヤ グラスについたル…
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路地裏 – 小川たける
おまえと会ったのは路地裏のバー 濃いめの化粧にピアスをしてた家族はいないと笑って言った どこでも行けるの 身軽だからとwow wow男を知ったのは14だったわ 誰でもよかった 大人になりたかったの今夜は少し喋りすぎたわ そろそろ行かなきゃ 帰れなくなりそう 俺はおまえの 彼じゃないけれど きっとふたりは 似た者同士 明日(あした)もここで 会おうと別れ おまえはあの日どこに帰ったのだろう 夜毎(よ…
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さつまの花魁 – 小川たける
芸の道を極めんと生まれ故郷の薩摩(さつま)を飛び出し早五年十四(じゅうし)で 弟子入り 諸国を回る指先 流し目 扇子のさばきいつか日の本(もと) 1番に目指すは目指すは花魁道中 千両(ヨッ)役者だよ 辛い稽古 叱られ通し心折れそうな そんな時 家族の顔浮かぶお父さん お母さん 元気でいるか妹よ 綺麗になってるだろうな涙流すのは お芝居だけ今日もまた今日もまた人情劇で 化粧が(ヨッ)落ちちまう 臥龍…
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蓮華草 – 小川たける
あなたと生きるとおまえは言ったしがない店に嫁ぐと決めて根無し草の俺に誓ってくれた 知らぬ客にも話し合わせて 蓮華草 蓮華草 健気(けなげ)な笑顔路地裏暗がり 灯りがひとつ おまえと生きるとあなたは言った古傷いまだ癒えないままの帰る場所ないわたしを 抱きしめたまま 寡黙(かもく)だけれど やさしい笑顔 ヤマツバキ ヤマツバキ 一途に生きるあなたの傍に いつでもいたい あれから幾歳(いくとせ)二人が生…
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夢の破片 – 小川たける
やるせない夜の 風は冷たくてネオン避け 家路に急ぐ 誰にも会わないように都会の隙間に 隠れて夢を見てる独り言届かない 哀れな男の心 吹き溜まりの場所に 想いを掻き集め遠吠えも空しく 今は苦しいけど 夢の破片を 這いつくばってでも拾い集めて 輝かせてみせる やれる やれる まだやれるやれる やれる まだやれる (何度でも)やれる やれる まだやれる 灯りをつけずに 部屋でうずくまる本当の夢も語れず …
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古い街の小さな恋 – 小川たける
ふたりで暮らした街を往く隣のあなたはもういない 貧しいふたりは身を寄せ支え合って生きた「あなたがいればいい」 望むものはない戻りたい あの日 ふたりが出逢ったクーポラも想い出の小さな花屋もあなたがいなければ 僕はこのままじゃ消えてしまいそう 噂が街から消えそうであなたの香りは離れない 「あの子はどうしているのか」 聞かれてうつむく何事もないように 時は流れゆく戻りたい あの日 活気づくポンテヴェッ…
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ふるさとのきみへ – 小川たける
若き あの頃 捨てた あの町友の 言葉を 胸に刻みつけ 夢を叶えるために ここで頑張るひとり辛い時には 思い出す景色 出雲富士高く ふるさとの山よおろす風は 僕の背を 押してくれていた帰りたいときは 戻ってこいよ笑いながら頷(うなず)いた 友の住む町 ふたり通った 古い学び舎(や)幼馴染の 笑顔似合うきみ いつも一緒にいると 青い約束淡い恋はうたかた 束の間に消える 日本海荒く ふるさとの海よ強い…
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陽炎~KAGEROW~ – 小川たける
あなたのぬくもり探す 真夜中の白いシーツ燃えた肌の 残り香に ひとり抱かれる世間に背いてまでも 奔(はし)りだす恋の闇路揺れて 揺れて 儚くて 恋は陽炎 あゝ 静かな夜明け前 後ろ姿を見送ればおんなの心の奥底の 小さな悪魔が愚図りだす あなたを誰にも渡したくないひと夜の逢瀬に 命火(いのちび)灯し奈落へ落ちても あなたが欲しいもう 戻れないわ 明日(あした)が見えない夜を 染めて行く赤い焔(ほのお…
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神戸恋みなと – 小川たける
あなたと別れた あの日から俺の時計は 止まったままだよ愛されて 甘えてばかり愛して 泣かせてばかり気づけなかった涙 神戸 泣いて神戸よ 霧が面影包む追えば なお更 傷つけると呟(つぶや)く 男の 恋みれん ふたりで暮らした みなと町ひとりぼっちを 冷たく嗤(わら)うよやさしさは 忘れることかさよなら 言えないままの胸に切ない霧笛 神戸 泣いて神戸よ 暗い波間を見つめせめて も一度 逢えるならと残り…