安達明
女学生 – 安達明
うすむらさきの 藤棚の
下で歌った アベ・マリア
澄んだひとみが 美しく
なぜか 心に残ってる
君はやさしい 君はやさしい 女学生
セーラー服に 朝霧が
流れていった 丘の道
赤いカバーのラケットを
そっと小脇に かかえてた
君は明るい 君は明るい 女学生
はるかな夢と あこがれを
友とふたりで 語った日
胸いっぱいの しあわせが
その横顔に 光ってた
君はステキな 君はステキな 女学生
うすむらさきの 藤棚の
下で歌った アベ・マリア
澄んだひとみが 美しく
なぜか 心に残ってる
君はやさしい 君はやさしい 女学生
セーラー服に 朝霧が
流れていった 丘の道
赤いカバーのラケットを
そっと小脇に かかえてた
君は明るい 君は明るい 女学生
はるかな夢と あこがれを
友とふたりで 語った日
胸いっぱいの しあわせが
その横顔に 光ってた
君はステキな 君はステキな 女学生
海のむこうから潮風にのってきっとしあわせ くるというだからいつでも はまなすの花の咲いてる 砂山でああ 君は君は 潮風を待つ少女海のむこうからばら色にもえてあす
雪割草に くちづけてはるかな山を 見る少女ひとりぼっちは さみしいけれどほら ほら すぐに花咲く春が青い 青い あの尾根にほら ほら君の瞳にも手編みの 白いセー