夏(入野自由)
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永遠につながる時 – 夏(入野自由)
いやされたくてここに きたわけじゃないくやしさと むきあって うめるために後悔からはなにも 生まれないからもっと大きな 存在に なろうと決めた 草原が少しずつ いのちを高めてうめた場所も わからなく なっていけばいい 永遠に 少年の ままでいられはしない失っていくことを 知ってしまった日からこの夢とひきかえに なんでもできるけれどなくしたくないものは いつも自分のなかにけして 壊しはしない 鏡の湖…
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jewel – 夏(入野自由)
読みかけの本を閉じて 散歩にでかけよう憧れや感受性は 遊ばせたほうがいいほどけた靴紐を 結んでるきみを待ってるあいだに デ・ジャ・ヴをみていた 椰子の木陰でダンスする貴石(キセキ)光る王国やがてドアが開くんだ胸の 銀の鍵 懐かしいバターの香りきみは ふと眼をあげるくもりのない瞳は jewel僕は パワーをもらう 物語 進行形の 舞台もたいせつ想い出や可能性は 歩かせるほうがいいじゃがみこんだあとに…