南正人
愛の吹きだまり – 南正人
ひとり
ぼっち
オレンジ色した
夜の
窓辺
ガラスの
むこうに
ひとり
ぼっち
白い
粉雪
いつまでも
少しも
濡れない
つもらない
粉雪
ガラスの
むこうの
うつろな
瞳
涙に
にじんだ
わたしの
こころ
ひとり
ぼっち
オレンジ色した
夜の
窓辺
ガラスの
むこうに
ひとり
ぼっち
白い
粉雪
いつまでも
少しも
濡れない
つもらない
粉雪
ガラスの
むこうの
うつろな
瞳
涙に
にじんだ
わたしの
こころ
ふりむいた あなたの背中になつのごごの ひざしがまぶしすぎてまるで わたしをさそひこんでいるようだじぶんでも はかりしれなひこの胸の くらがりをあなたは 歩ひて
そらのかけらを とびこしていつものまちかどへごがつのあめの わすれものあおいみずたまりおちたにじのかげはかぜにゆられ ゆららああのひとのまつ まちかどへらららら
あいつのことなどもういい 忘れたよォ想ってみたからって帰るわけじゃないしィ慣れれば平気さァよくあることさァだけどォ やっぱりひとりの夜は淋しいよォ嘘の恋でもいい
ぼくを追い抜いてゆくのは淋しそおな 後姿ばかり、乾いた笑ひ……すすりなき……長ひひにちは こおして終わる夕闇はいつも 背後からひとを追ひやるよふにやって来る街の
あなたのためならブギなんでもするワァブギたとえ火の中 水の中あの娘がくれたブギウギ ブギウギやっぱりあいしているんよ―――