センチメンタル・バス

飛行機雲とチワゲンカ – センチメンタル・バス

今日もいつものように
君はたいそうヒネて
目も合わさず
ふたりはひとつの空をみてた

あぁ 夕暮れの公園は
町の音がする

どこまでものびる
飛行機雲から
残された影はちっぽけなふたり
言葉の無いオレンジの帰り道
まるで君が知らない誰かに見えた

次の日になると君は
忘れてケロッとしてる
少し腹も立つけど
これに助けられてる

君と話すコーヒーが
いちばんおいしい

どこまでも行ける そんな気がしてる
いつの間に笑顔 取り戻したんだろう
見え隠れする君の幼い顔
とまどう気持ち ファミレスの窓から投げた

どんなに腹立てても優しい声だしてね

冬になると夜空は星の音がする

わがままな君とわがままな私
小さくても声を聞き逃さないで
どこまでものびる飛行機雲見て
お似合いなふたり 少し暖まる
君と明日もささいなちわげんか
そして仲直りを繰り返す
いいねぇ
いいね

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