某月某日 4時
東京の自宅にて
朝でも夜でもない
一瞬とすれ違った
もう希望なんて見えないのに
また今日も希望を歌ってる
僕はそんな人
風呂上り
僕は鏡を見ていた
生っ白い身体が冷えていくのに任せた
炎のように 獣のように
誇らしく 迷いもせず
誰とも違う夢を抱き
叶える人になりたかった
もう希望なんて見えないのに
また今日も希望の歌を聴いている
歌はそういうもの
本当でも嘘でもない歌を
ずっと伝えようとしている
僕はそんな世界を疑わないから
こんなにも
もう こんなにも儚いもの
さよならを教えてよ
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