雪の重さを 撥ねのけながら
背のびしたかろ 枝も葉も
山に若葉の 春がくりゃ
よくぞ耐えたと 笑う風
苦労、年輪 樹は育つ
みどり絶やさぬ お山の掟
守りつづけて 子や孫に
強く伸びろの 親ごころ
枝を切る木に 血が通う
苦労、年輪 樹は育つ
いつか世に出て 大黒柱
夢のようだか 夢じゃない
願い重ねた 歳月に
熱い思いが 生きている
苦労、年輪 樹は育つ
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毎度みなさま おなじみの意地と涙の 男節義理もすたれた 人情もかれた今のご時世 とてもじゃないが俺の出番じゃ ないけれどよろしゅう おたのみ申します毎度みなさま
清水港の 名物はお茶の香りと 男伊達見たか聞いたか あの啖呵(たんか)粋な小政の 粋な小政の旅姿富士の高嶺の 白雪が溶けて流れる 真清水(ましみず)で男磨いた
やっと店が終わってほろ酔いで坂をおりる頃白茶けたお天道が浜辺を染め始めるのさそんなやりきれなさは夜眠る人にゃわからないさ波止場に出ればかもめがブイに二、三羽一服
母は来ました 今日も来たこの岸壁に 今日も来たとどかぬ願いと 知りながらもしやもしやに もしやもしやにひかされて「又引揚船が帰って来たに、今度もあの子は帰らない
佐渡へ佐渡へと 流れる雲にのせてゆきたい わたしのこころ離れて四十九里 小木の港は波の果てあなたに逢いたい声をしのんで 啼く千鳥ハアー 佐渡と柏崎ゃ 棹さしゃと
黒百合は 恋の花愛する人に 捧げれば二人はいつかは 結びつくあああ……あああこの花ニシパに あげようかあたしはニシパが 大好きさ黒百合は 魔物だよ花のかおりが
赤い地の果てに あなたの知らない愛があることを 教えたのは誰?風の便りなの 人のうわさなの愛を知らないで いてくれたならば私は今も あなたのそばで生命(いのち)
意地の筋金 一本通し義理と仁義の 道を行くやむにやまれず 長脇差を抜けば仏が また増える片手拝みの 片手拝みの 時次郎「渡世の道は無情なものでございます一宿一飯
まっかに燃えた 太陽だから真夏の海は 恋の季節なの渚をはしる ふたりの髪にせつなくなびく 甘い潮風よはげしい愛に 灼けた素肌は燃えるこころ 恋のときめき忘れず残
俺が網を 引くのはよ可愛い女房(おまい)と 子供によ腹一杯飯(めし)を 食わすためなんだよ坊(ぼん)の岬に 桃花咲く頃今年も鰹が 鰹が来るぞはまらんかい きばら
川の流れと 人の世は澱みもあれば 渓流(たに)もある義理の重さを 忘れたら立つ瀬なくして 沈むだろ…黙っておとこは川になる風にこぼれた 花びらを浮かべて川に 情
雪の降る日も 雨の日も竹は節目(ふしめ)で 伸びてゆく人もまた 己(おのれ)が道の一里塚確かめながら 行けばいいそこに出逢いも 彩(いろど)りもああ…粛々(しゅ
勝つと思うな 思えば負けよ負けてもともと この胸の奥に生きてる 柔の夢が一生一度を 一生一度を待っている人は人なり のぞみもあるが捨てて立つ瀬を 越えもするせめ
風が舞うのか お龍(りょう)の声か頬をたたいた 京しぐれ夢のつづきが あるならばおまえと見たい 最後まで龍馬血染めの龍馬血染めの 夢が哭(な)く馬鹿が無用の 剣
やると思えば どこまでやるさそれが男の 魂じゃないか義理がすたれば この世はやみだなまじとめるな 夜の雨あんな女に 未練はないがなぜか涙が 流れてならぬ男ごころ
娘盛りを 渡世にかけて張った体に 緋牡丹燃える女の女の 女の意気地旅の夜空に 恋も散る鉄火意気地も 所詮は女濡れた黒髪 緋牡丹ゆれる女の女の 女の未練更けて夜空
苦労かぞえりゃ 八十一の桝目に風吹く 路地裏長屋いまは歩だって いつかはと金駒を握れば 眸(め)が生きるそんなあんたに 惚れてます女房子どもを 泣かせた罰(ばち
一人前の 男になりたいただそれだけで 後にした故郷(ふるさと)都会(まち)の明かりが 目に沁みる夜はひとりの酒も 上手に飲めないあー 時の流れに あー 守れるも
肩で風きる 王将よりも俺は持ちたい 歩のこころ勝った負けたと 騒いじゃいるが歩のない将棋は 負け将棋世間歩がなきゃ なりたたぬあの娘いい娘だ 離れもせずに俺を信
一番船には 親が乗り三番船には 孫が乗り中の船には おまえとおれが紋付き 留袖 晴れ姿よーいさよいこら よーいとさっさめでためでたの 寿上り船一番船には 富士の