白い花の落とす影のそれすら白ければ
その目はもう長い夜に吸い込まれずに済むの?
瞼閉じてから僕は君を見つけるよ
幽霊みたいになって君の胸に滑り込もう
遠い窓から懲りもせずに新しい煙草に
火をつけて
振り向けば夏が来るけど
鍵は開けておいてよ
笑い方忘れたなら
走ってゆくよいつでも
誰よりも早く朝陽が君を抱きしめるより
それよりも早く君の窓を僕はすり抜けて
幽霊みたいになって溶け出した夜を抜けて
そっと降り積もる羽根も舞わぬように、
新しい季節が花弁を浴びるように、
できるだけ、起こさぬように…
ばれた?ごめんよ……
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止まない雨の中真っ逆さまに手透かして優しいあの娘の潤んだ右目冷たく燃えていた?忘れてた景色さえも泥に塗れていたすぐにドアを蹴破ってこの夜余さず掻っ攫って雨と舞う
数えてる指がだんだん重くなったら笑ってるみたいね 引き摺り続けた影絵肩透かしてゆく風を吸い過ぎたからあなたの声もいきなり遠くなって沈んだほら、水浸しの朝の上腕が
行く手囀る朝陽を軽弾みに見舞うような浅葱の眩暈に!1,駆け寄る 2,頬寄す 3,嫌気さす...お好きにどうぞ!泥濘んだ指間をすり抜けてゆくよ痩せた魔法と笑いたが
溢れた手に怯えている君の手は何を掴んだ?ただ腐ってくの?列成す能面取り残されて凹んだ球面に零れ落ちて逆様になる一瞬を気付かないふりしたんだ聴こえない歌が弾け飛ん
出口塞ぐはあなただらけの幕間気化せぬように幾つも束ねて呼ぶ?肺混線の送電網で濃い反動を眩くように唾棄して灰色な夕景へ!不完全なままの翼に降る雨!雨!心臓の音が混
ここは繋がったままの瞼 閉じたら開いた扉空すら吸い込む ふざけた電飾の渦も届かない場所したり顔のまま出てきてよ 君に会いにきたいつか、あなたに来た手紙と浅い眠り
うつろいかげのなかにやむやむあめはおち いきははきすうまあるくうしなうまあるくあるくいびつがうむ えつとかいたゆたう あかりのむ はくこぼれた むらさき
朦朧と僕は片手に持った磨り減った午後の光の中捩れた煙の先に見えた絡まって転がった瞳の中泳ぐその夢も夢の中へ言いかけのふたり 飴を噛み砕く指遊びしましょう 扉閉め
誰も君を知らない夜明け重ねた色の向こうから季節は変わる誰も君を知らない夜明け煤けた指の隙間から海が湧き上がる俯いたとき星を掴んだ 手の中を青く燃やして破けた地図
髪を梳く手が 横顔に触れて同じ色に染め上げられていく様でいつからか僕は 嘘にも慣れてたゆたうその目には狂ったような振動が見えた降っても晴れても もう簡単にはいか
君に花を選んだ手紙は書けなかった抱えたまま走ったそうさ何度でもふたりは生きていけるんだきっと似合う青を最悪な日々の途中あなたへ歌っているよもうすぐ見えるだろうさ
髪解くたび 逆毛が可愛くてちらついて、もっと見たいんだねえ、遠く見てろよあ、時計の雨だ『傘だって降ります(あの交差点?)で、きっと、ふざけてる……….二人は黒い
造られた空 果てしないまま鄙びた喧騒をあてどなく飛ぶ古い海? 鏡の底?何度も忘れながら温度だけになるのさほらまた、向こうで、音もなく崩れる砂の城のような知らない
思ったよりも風が強い夜にあなたの声がしたよ振り向きざまに消えてったこの世の果ての狭い部屋に流れ着いてふたり頬を寄せて暮らせたら喋らなくてもいいよ数えなくてもいい
背伸びしていたよ気づかないまま生きていたよ、僕ら過ぎて知るのさ波音の向こうまだ動かない影は子供のように光を曲げる聴いて、目を閉じたままいくら涙溢れてもさらさら声
(ねえ、まだ黙って、待ってる?)あなたのことを誰にも言えずにいるほら目を泳ぐ光も、足音も綺麗で朝まで、きらめく朝まで息をしててよ昨日のことを笑おうよふたりでさよ
あなたがどれほど美しいのかをあなたが知らないことがどれほど美しいのかを僕は言いふらして回りたいな閉じ込めて 言わないでひととき ぽたり思い出す季節と壊れる時に吹
「睫毛の隙間 踊る光を掬い取れたらすぐに見せてあげる」空をめくれば いつか飛び越えた夜も見つけた「ねえ 宙を待っていたの 終わらないように声を繋いで」「ねえ そ
腐って隅で泣いてたの戸惑いも影になる歪んだ世界ではまともにさみしくって「言葉を飲んで殺してたら、いつか目もくれられず冷めていくのさ」なんて哀しいわ不思議なくらい
「涙なんて枯れたわ」「嘘が上手くなっただけさ」“忙しない日々”が忘れさせていくんだって!新しい匂いで胸は満たされてゆく?「横目に伸びてく幼い僕を許して」目が合っ