野中さおり

恋月 – 野中さおり

窓には三日月 寝化粧の
鏡の奥まで あなたが匂う
待ちくたびれて 恋やつれ
街の灯りも 夢やつれ 夢やつれ
「一緒になろう」と 口癖の
嘘に微笑む 不幸ぐせ

あの夜(よ)は新月 暗闇で
初めてあなたの 優しさ知った
愛して欲しい ほつれ髪
濡れたまんまの 洗い髪 洗い髪
何度も何度も もぐり込む
胸で一夜(ひとよ)の 舟になる

優しいあなたが 好きだけど
誰にも優しい あなたが嫌い
男は誰も 解らずや
もっと女は 解らずや 解らずや
都会の川面に 砕け散る
月はおんなの 恋姿

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いなせだね… – 野中さおり

ちゃきちゃき江戸っ子 あのひとは喧嘩早くて 向こう見ずおまけに祭りが 大好きで春は神田で 神輿を担ぎ秋は深川 木遣りを唄う印半纏 気負い肌あぁいなせだね… 町の

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夏雪草 – 野中さおり

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あなたが好きだから – 野中さおり

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陽だまり坂 – 野中さおり

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夢かんざし – 野中さおり

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雪すみれ – 野中さおり

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花絆 – 野中さおり

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瀬戸の舟宿 – 野中さおり

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備前だより – 野中さおり

朝日に映(は)える 瀬戸の海島影はるか 船が行(ゆ)く 船が行くかわす笑顔と 潮風が訪ねる旅人(ひと)に 夢を呼ぶ…ふれあう心 あたたかく四季美(うる)わしき 

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