夜になるたびに思考は広がってく
価値の無い不安が部屋に漂ってる
列を成すならず者が煩悩を抱えては
ひとりずつそいつらを丁寧に運んでくる
跋扈する魑魅と魍魎に気を取られて
無我夢中 これが夢なら良かったのにな
百を越す 山積みにされた悩みの種
ひとつずつ 頬張れば朝を迎えてしまうのだろう
覚めないでいる 現の夢よ
夜の帳を下ろさないで
明けないような夜などないと
嘯いたあの人に伝えて
ほら 夜な夜な 百鬼夜行
八百万にも見放されてしまったか
行きも帰りも 通りゃんせ 怖かったよ
勝っても虚しいだけの花一匁と
ひとりぼっち 呆けた顔で童の様に歌を歌って
癒えないでいる 重ねた傷よ
忘れたはずが疼きだした
晴れないような霧など無いと
嘯いたあの人に伝えて
ほら 夜な夜な 百鬼夜行
揺らめいたのは酩酊して見た
世界ではなくて窓越しの朝焼け
覚めないでいる 現の夢よ
夜の帳を下ろさないで
明けないような夜はなくとも
心は蝕まれ 陽は沈む
ほら 夜な夜な 百鬼夜行
人気の新着歌詞
トロイメライ – Halo at 四畳半 ブリキの兵隊の後を追って街外れまで歩いたこと丘の上にある秘密基地棒切れの剣を振り回した抱きしめた思い出はいつも夢の中の様で虹の向こうには何があってどんな世界が広
海鳴りのうた – Halo at 四畳半 藍色の瞳で海を見つめる彼女の頬を潮風が撫でるもうこれ以上の悲しみは無いと言い聞かせてきたつもりだったけど幾つも押し寄せる波の音に怯え私はこの耳を塞いでしまったこ
飛行船 – Halo at 四畳半 飛行船は雲の上を進み続けている誰もがそのあとを追って自らの船を出した不安材料 積み込んで錆び付いた船が空を行く今にも煙を上げて墜落してしまいそうだ蔓延った退屈を
ユリーカの花 – Halo at 四畳半 夜の帳を静かに下ろして月が寝息を立てる夢の中でも涙は流れた次はどこへ行けばいい差し込む光を拒んで息苦しさを求め ただ泳いでいく望む方へきっと溢れた悲しみが ほら
メル・ユース – Halo at 四畳半 風と踊る様に長い髪を揺らして少女は語る たったひとつの冒険譚を水飛沫を上げて駆け抜ける様だ火花を散らせ 瞬く間に時は過ぎる何者にもなれない自分が嫌いでそれでも消
モールス – Halo at 四畳半 0から1へ物語は進むいつからか途絶えた応答遠い星まで届くのだろうかこれは或る交信の記録街には飛び交う 目に見えない信号かつてそれを感情と呼んだ声を失くした僕らの
点描者たち – Halo at 四畳半 人は誰も生まれたときにひとつの絵筆を受け取るのでしょうこの命が辿る形を日を捲るごとに描き残すのそれがどうだ振り返るほどに私の日々は後悔を重ねて滲んだ痕を残すだけ
発明家として – Halo at 四畳半 これは偉大なる発明と誰もが疑わぬようなそんな空論で机上は散らかっていた積み上げられたガラクタは静かに部屋の隅 並び埃を被って眠る 陽の目を夢見て私とよく似ている
トロイカの箱 – Halo at 四畳半 木漏れ日の隙間を駆けていく足音は妙なリズムを刻んで後にした“故郷”を思っていた見えない御守りのようこのまま行けば日が暮れる頃には次の街へ辿り着けるだろう走る馬車
劇場都市 – Halo at 四畳半 1秒前の僕を断頭台へ送り出す毎日です寿命を全うしたのかどうか分かるのは終着点というが生きながらにして死んだ人を見るのはうんざりだな偽者だの本者だの不毛な論争はも
ユーフォリア – Halo at 四畳半 灰を被った心臓が人知れず歩いている煙が覆った空を見上げることもなく誰もが彼を恐れてる 化物のようだと灯りを消せば何が違うのだろう千年後を語るように 想像へ縋って
アストレイ – Halo at 四畳半 果て無く続いている 旅の行く手を阻んだ触れられない 僕らの未来と足枷蜃気楼のよう そこに向かう意味はあるか返事などない それぞれ答えは違うから立ち止まる度に心を