雨のしずくが 淋しく胸に
あなたさがして 北の町
寒いこの指を ああ あたためて…
許して欲しいと 置き手紙
残したままで なぜですか
今ごろ どこにいるの
写真片手に たずねて歩く
心細さに 北の町
せめて噂でも ああ 残してよ…
別れるその日が 来るなんて
思いもせずに ばかですね
今ごろ どこにいるの
未練こぼれて 灯(あか)りが滲(にじ)む
さがし疲れて 北の町
遠い面影が ああ また揺れる…
私の前から 消えたのは
おしえてあなた なぜですか
今ごろ どこにいるの
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夢がその手に 遠すぎてひとりでお酒に 逃げるひとふたり今夜は 飲みましょか…酔ってつらさを 忘れたら明日はいい事 明日はいい事きっとあなたに あるはずよ人は噂を
死ぬも生きるも 二人は一緒なんで誓いが 忘らりょかこれで会えない 二人じゃないに…今日の別れが なぜつらい船が出る 船が出る 涙がのこるのこる涙のエエ 船が出る
浮気男と 他人(ひと)は言うそれが分からず 夢の中女まどわす やさしい言葉に酔わされて 愛されて気づいたら 捨てられる私ってバカねー バカなのねダメな男に惚れち
好きで一緒に なったから酒も煙草も やめましたたとえ貧しい 暮らしでも真心あるから 暖かい二人手をとり 越えて行く愛と情けの 絆坂待っていました 長いこと結ぶ縁
ひとり止まり木 グラスの雫(しずく)揺れて女の 涙を誘う待っていてくれ 必ず戻るよと優しく私を 抱きしめた人夜が淋しい 雨降り酒場何で私を 残して行った愚痴をこ
あなたの船が 遠ざかるひとり見送る 北港おしえて あなた私いつまで 待ってりゃいいの あ・あぁ波が二人を 引き離す命のかぎり 尽くしても男心は 薄情け嫌です あ
雨を愛して 咲いたのですか綿より白い 沙羅の花朝に咲いては 夕べに落ちる命の 命の 儚なさよあなた恋しい 宵待酒よどうか酔わせて あなたあなた どうしているかし
一度も後ろを 振り向かないであの日冷たく 背中を向けた人恨んでも 恨んでも 恨みきれない…仕方ないのね 好きだから今すぐこの胸を 抱きしめてあなたにあれこれ 文
かもめになれたら いいだろな飛んで行けるわ あの海へねずみ色した 晩秋の旅路の街に 雪が舞う舟宿のストーブに張りついてのんだ濁り酒酔う程恋しくて 廻す電話にやさ
あ~ら、又また ヤッチャッタまたまたヤッチャッタ!駄目よ駄目よね あ~ぁ ヤッチャッタ何でもかんでも 引き受けて皆んなにいい顔 したいけど身体はひとつで 気持ち
あなたの形見の 切り子のグラス面影を浮かべて 飲んでるお酒ひとり残され あれから二年泣かないと 約束をしたはずなのに酔うたび ほろほろ 涙がこぼれます六畳ひと間
消したつもりの 面影揺れて胸に沁みます 淋しさが未練な女と わかっていても名前呼ぶたび 溢(あふ)れる涙忘れたいのに 忘れられないたそがれ 町の灯 小雨が滲(に
あなたを涙で 送った夜を思えば今でも せつなくて忘れられない 人ならばやっぱり待ちます いついつまでもどうぞ届けてよ 私のこの気持ち見上げる三日月 逢いたさつの
そりゃ死ぬほど 恋しくてとんで行きたい 俺だけど秋田へ帰る 汽車賃があれば一月 生きられるだからよ だからよ 帰れないんだよこんな姿を 初恋の君に見せたく ない
今頃どこに いるのでしょうかあれから季節は ひと廻りあの日に交わした 約束を胸に抱きしめ あなたを待てば瞼に浮かぶ 面影滲むおんな一人の 哀愁旅の宿添えずに生き
潮風(かぜ)が未練を叱るよに この胸叩くどうかおしえて 海鳥たちよどこにいるのか あのひとは噂だけでも 届けてほしいひと目 ひと目 ひと目だけでも 逢いたいの一