あんな男と 駆け落ちしたと
指をさされて つらいだろ
少しやつれた お前の肩に
季節はずれの 寒い風
せめて今夜 屋台の酒で
夫婦(めおと)契りの 酒をくむ
泣いて流した 涙のあとが
頬にひとすじ 光ってる
親にそむいて ふる里捨てた
そんなお前が いじらしい
いつかお前の 花嫁姿
みせてやろうな 両親(ふたおや)に
恋の運命(さだめ)に 邪魔されながら
生きるつらさを かみしめる
どんな苦労が 二人にあろと
きっとなろうな 倖せに
耐えてしのんだ 世間の噂
明日は流そう あの水に
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飲まなきゃ苦しみ 消せないあなた飲んだら私を 泣かせるあなた肩をささえて 裏町通り胸のそこまで 小雨がしみるいいの いいのよ あなたは わたしの いきがいなのよ
倖(しあわ)せをあきらめた 恋ゆえに旅する仕度(したく)の あなたに泣ける女のみれんが 雪になりつれて行ってと 肩に舞う赤い涙が散る散る湯の町椿(つばき)ふれれ
椿咲く春なのに あなたは帰らないたたずむ波止場に 泪の雨が降る熱いその胸に 顔うずめてもう一度幸せ かみしめたいのよ帰って下さい 逢いたいあなた行きたくてたまら
好きなあなたの 言いつけならば他(ほか)の人に嘘さえ 私はつくでしょう可愛い可愛いやつと 呼ばれたいのわきめもふらずに ひたすら信じてる女の純情もしもその眼が
可愛(かわい)い女と あなたにいわれ女房きどりで ついてきたネオンまたたく 東京で惚(ほ)れた惚れた 惚れた分だけ泣かされたしあわせ 嘘(うそ)つき 東京無情も
北に咲く花 吹く風の春は名ばかり まだ寒い惚れた私の 気も知らぬ悪いあなたに どこか似てる北に降る雨 さす傘をクルリ回せば 飛ぶしぶき惚れた私が 物陰で流す泪に
女の寝床は 色があるいい夢見れそな 気にさせる旅路の行きずり たわむれにこの手で抱いたら罪つくり 罪つくり思い出させる あの女北の酒場に いた女寝顔はつくれる
銀の首飾り むせび泣くテナーゆれてとける髪 恋は紅いバラ飲みかけのグラス 紫のけむり唇も濡れて 夜は更けてゆく泣かせてマンボ 酔わせてマンボ蝶のように羽のように
痩(や)せたこの手に 掌(て)をかさね苦労したねと 瞳(め)でつつむ泣けてくる 泣けてくるこんな私でよかったら抱いてください 夢ひとつあなただけよ あなたひとり
馬鹿ね ずっと黙って馬鹿ね 何をそんな馬鹿ね 怒っているのよ子供みたい あんたの拗(す)ねた顔“別れようか?”と いきなり聞くから“仕方ないわ”と 答えただけよ
久しぶりだね けいこきれいになったね けいこ恋の数だけ美しく 女は変わるきみはセクシー マンボ秘密がにおうよ マンボ紅いキャンドル・ライト フロアに揺れるはじめ
別れるよりこの場で死ねと言われる方がいい尽すだけ尽して捨てられるおんなの運命(さだめ)ああ この世には不幸な女には頼れる神様はどこにもいないのね身につけたおまも
水割りなら 二杯までよ眠くなるの 酔っちゃうとあなたつみね こんな時にわたし 誘ったりして心よりも からだだけが先に動く 夜なのよあとでそっと 泣いてくれるなら
あなたのために 守り通した女の操今さら他人(ひと)に 捧げられないわあなたの決して お邪魔はしないからおそばに置いて ほしいのよお別れするより 死にたいわ女だか
たとえあなたに イイヒトいてもどうぞ私に 言わないで躯の浮気は 許せるけれど指切りね 指切りね心は誰にも あげないで男はヒラヒラ あなたはヒラヒラ火遊び蝶々他人
たとえ死んでもいいわ あなたのためならしあわせな女だと 世間は言うでしょうあなたの重荷に なりたくないのよ夫婦鏡に映しだす 別れの薄化粧泪をためていた女がいたこ
逢いたさに狂うほど 痩(や)せました私走り書きをひとつ残し あなたが消えてから惚(ほ)れて 惚れて 惚れぬいて泣いて 泣いて 泣きぬれて灰になるまで ついてゆき